【フェア】近藤亜樹 作品集「ここにあるしあわせ」

フェア
奈良 蔦屋書店 2F 天平ギャラリー 2021年07月01日(木) - 07月15日(木)
アーティスト近藤亜樹にとって初めてとなる作品集『ここにあるしあわせ』が2021年3月に出版されました。大胆で伸び伸びとした筆致や鮮やかな色使い、ユーモラスで想像力を掻き立てる イメージの数々は多くの人の心を捉えてきました。その一方で、近藤の制作は東日本大震災や 身近な喪失の体験を経て、常に独自の死生観のもとに描かれています。

「ここにあるしあわせ」のモティーフは、生を祝して贈る花、生を労われて贈られる花、彼方へ眼差しを 放つ子供、重なり合う空のコップなど、他者と関わりながらも、個々に明滅する命の姿でもあります。 如何なる状況下においても絵画から離れることなく、また悲壮な表現に甘んずることなく、 今生きることを力強く肯定する作品を描き続けてきました。
 
作品集では、近藤作品の魅力が十分に伝わるよう、デザイン、造本、印刷といったあらゆる面で試行錯誤を重ね、ずっと手元に置いておきたくなるような素晴らしい1冊に仕上がっております。
また、作品集とともに、「A Hundred Flowers」と題し「花」をモティーフにした描き下ろし作品が、布貼りの特製函に収められた貴重な特装版も部数限定で販売いたします。ぜひ自分の「花」、また誰かのための「花」を見つけてください。
 
会場では近藤亜樹による生き物をモティーフとした多彩なドローイング作品も、あわせて展示販売いたします。関西では初となる展示です。ぜひ、ご覧ください。
 
 
また、会期中に販売している作品は下記オンラインショップでも購入可能です。
 
※フェア会期になりましたら、販売開始されます。
 
 
 
【アーティストプロフィール】
近藤 亜樹(こんどう・あき)
1987年北海道生まれ。山形県在住。2012年東北芸術工科大学大学院を修了後、国内外の展覧会に多数参加。躍動感あふれる筆遣いと力強い色彩の作品とともに、油絵アニメーションと実写による短編映画「HIKARI」(2015)や、パークホテル東京の客室「おたふくルーム」(2015)の制作、音楽家とのライブペインティングなど、形式にとらわれない活動で注目される。2021年作品集刊行記念展「ここにあるしあわせ」を都内4会場で同時開催。
  • 会期 2021年7月1日(木)ー2021年7月15日(木)
  • 時間 8:00~23:00
  • 場所 奈良 蔦屋書店 2F 天平ギャラリー
  • 主催 奈良 蔦屋書店
  • 共催・協力 T&M Projects
  • 問い合わせ先 奈良 蔦屋書店 0742-35-0600

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