【本のBATON Vol.3】同じ空を見上げて|旅行コンシェルジュ 森川

 同じ空を見上げて
 
空は世界にひとつしかない。
今ここであなたが見上げている空は遥か遠い国の誰かも見上げている空かもしれません。
いつか、またその先につながっている空を見に行くこと、その空の下にいる大切な人に会いに行くこと。
そんな時を心待ちにできる本をご紹介します。
 
『旅の窓』 沢木耕太郎/著 幻冬舎
 
そこにある風景や、そこにいる人々。当たり前に存在しているものを沢木さんならではの目線で切り取ったエッセイ。ふと見逃してしまいそうなひとつひとつにも自分なりの考え方で寄り添う大事さを教えてくれる1冊です。いつか自分だけの「旅の窓」を集めてみるのはいかがですか。
 
『TRANSIT LANDSCAPE』 講談社
 
刊行から10周年を迎えたTRANSITが過去の写真をまとめた写真集の風景篇。同じ場所でも撮る人が違うと全く別の風景に見えるから不思議。同じ地球上でも土や空、海や空気、住む人々によって全然違う場所ができあがる、そんなことも体験できる1冊です。
『DISTANT DRUMS』 濱田英明/著
 
いい本というのはページをめくり終えてしまうのがもったいない。この写真集はまるで自分がその風景の中にいて、その空気を味わってるのではないかとと錯覚するぐらい、写真の向こう側へタイムスリップしてしまう「どこでもドア」みたいな存在です。
 
『EVERYTHING I LONG FOR』 和井内洋介/著
 
アメリカをGoogle Mapのストリートビューで旅した1冊。この方法なら行きたいけど行けない場所にも飛んでいける。横に広い道や、モーテル、平屋の家など「アメリカぽい」ページが広がっていてまるでアメリカに行った気分になれる本です。こんな旅の楽しみ方もありではないでしょうか。
 
『空の事典』 小河俊哉/著 雷鳥社
 
空や雲の種類を表す日本語が多いのが好きです。海外に行くと、日本語の良さに気づくことが多く、それはこういうちょっとしたニュアンス違いの風景すら表現する言葉があるということにも繋がっています。自分の好きな空の色が他の国では違う見え方をしているかもしれない。そんな想いを持ちながらぜひ読んでみてください。
 
 
プロフィール:旅行コンシェルジュ 森川
2歳のころアメリカのバーモント州に住んでいたこともあり(記憶にはなし)潜在的な海外への憧れが強く、また家族全員海外旅行が好きでよく行っていたことから時間とお金があれば海外旅行へいく日々。スポーツ観戦が趣味。特にテニスが好きで海外までテニスを観に行くほど。夢はグランドスラム制覇。飛行機が好き。旅行のいいところは「当たり前のことが当たり前じゃないと知ることができる」ということ。
 
コンシェルジュをもっと知りたい方はこちら:19人のコンシェルジュたち

「本のBATON」は梅田 蔦屋書店コンシェルジュによる書籍・雑貨の紹介リレーです!
三つ目のバトンは旅行コンシェルジュがお送りしました。
次のバトンもお楽しみにお待ちください。
 
 
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