【イベント】建築家・青木淳『フラジャイル・コンセプト』刊行記念トーク&サイン会 揺れる大地で、建築をつくるということ

デザイン
梅田 蔦屋書店 店内 4thラウンジ 2018年 09月27日(木)
2008年の『原っぱと遊園地2』以来、10年振りの単著『フラジャイル・コンセプト』(建築都市レビュー叢書④、NTT出版)が刊行されました。
 
大地を揺さぶり、土壌を根こそぎ波にさらった、東日本大震災の体験は、「原っぱ(=人々が行動することによって楽しさを発見する空間)」のような空間をめざしてきた青木さんの建築感をより深化させていくことになりました。「災害は起きる」ものであり、災害を前提に建築をつくってゆくこと、また「表現すること」を捨て、人々の「行いそのもの」から建築をつくってゆくこと。こうした考えを「フラジャイル・コンセプト」という形で昇華し、建築のなかにこれまで以上に大胆に取り込んでいくことに舵を切りました。
 
本書は、2011年の東日本大震災以降に紡がれた言葉を中心に編まれ、青木さんの建築への取り組み方の変化、息遣い、さらに今後の展望が描かれた一冊です。逡巡もあり、決意表明もあり、書き下ろしのイラストもあり、また、建築を学ぶ若い方々へのエールもあり、の盛りだくさんの内容になっています。
 
ゲストには、建築リサーチ集団のRADを主宰し、京都を中心に活躍される川勝真一さんをお迎えします。建築の土台が揺らぎ、土壌そのものが失われてしまった時代において、建築の範囲を拡張しながら活動される川勝さんとともに、これからの建築、街、都市のあり方を、ひいては建築家の役割を考えてゆければと思います。
 
 
 
【プロフィール】
青木淳(あおき・じゅん)
1956年、横浜生まれ。1982年、東京大学工学部建築学科修士課程修了後、磯崎新アトリエに勤務。1991年に青木淳建築計画事務所設立。個人住宅を始め、《青森県立美術館》、《杉並区大宮前体育館》に代表される公共建築、ルイ・ヴィトンの商業施設など、作品は多岐に渡る。1999年に日本建築学会作品賞、2004年に芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。 主な著書に『JUN AOKI COMPLETE WORKS』(1・2・3巻)、『原っぱと遊園地』(1・2巻)、『青木淳 ノートブック』、編著に『建築文学傑作選』などがある。
 

川勝真一(かわかつ・しんいち)
1983年生まれ。2008年京都工芸繊維大学大学院修士課程修了。2008年に建築的領域の可能性をリサーチするインディペンデントプロジェクト RAD(Research for Architectural Domain)を設立し、建築の展覧会キュレーション、市民参加型の改修ワークショップの企画運営、レクチャーイベントの実施、行政への都市利用提案などの実践を通じた、 建築と社会の関わり方、そして建築家の役割についてのリサーチをおこなっている。
 
 
  • 会期 2018年09月27日(木)
  • 時間 19:00~21:00(開場18:30)
  • 場所 梅田 蔦屋書店 店内 4thラウンジ
  • 参加費 1,500円(税込)
  • 定員 80名
  • 講師/ゲスト 青木淳
  • 主催 梅田 蔦屋書店
  • 共催・協力 NTT出版
  • 問い合わせ先 umeda_event@ccc.co.jp
  • ホームページ http://www.nttpub.co.jp/index.html
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