【フェア】人生を彩る文様 京都「雲母唐長」の唐紙とインテリア

アート
梅田 蔦屋書店 ガーデンラウンジ ステージ 2020年04月04日(土) - 06月14日(日)

《雲母唐長》は、唐紙師トトアキヒコ氏と創業家の千田愛子氏が京都・嵯峨の地にて唐長を受け継ぎ、伝統的な襖や壁紙をはじめ、寺社仏閣などの文化財修復から唐紙アート作品まで、多種多様な唐紙の美を広く世界に伝えています。

また、紙以外の異素材や他分野とコラボレーションしたプロダクトを発表し、文様と色の美を通じて人々の暮らしを豊かにしたいという思いを込めたモノづくりを行うとともに、長い唐紙の歴史において初めてアートとして唐紙作品を発表し、伝統的な唐紙に新しい道を切り拓いています。

 

この度のフェアでは、トトアキヒコ氏と千田愛子氏の新刊『人生を彩る文様 京都「雲母唐長」の唐紙とインテリア』(講談社)の発売に合わせ、書籍とともに唐紙の額や、一筆箋、ポチ袋、ノートなどの紙アイテム、マグカップ、豆皿など文様をインテリアや普段使いで楽しめる商品を展示販売いたします。

 

唐紙には人をしあわせにする力があります。

文様は美しさもさる事ながら、良縁や商売繁盛、厄除けや繁栄など様々な祈りや願いがこめられています。

相性が良い文様を見つけることは、よりよく生きるきっかけとなるはずです。

新しい生活のスタートと出会いの季節、人生を彩る唐紙と文様の魅力に触れてください。

 

 

【プロフィール】

トト アキヒコ

唐紙師。京都養源院、三十三間堂本坊 妙法院門跡、名勝・無鄰菴など数々の古刹に唐紙を納め唐長の伝統を継承しつつ、アートとして愛でる唐紙の新たな世界を築き、前人未到の道を切り拓く、唐紙アートの第一人者。深淵な青い唐紙作品は、八百万の神様や精霊とともに手がけた詩情が宿るスピリチュアルな〈トトブルー〉と愛されている。名刹養源院に奉納された作品「星に願いを」は、俵屋宗達の重要文化財「唐獅子図」と並んでいる。2010年、MIHO MUSEUMに作品「inochi」が収蔵・展示されると、史上初のミュージアムピースとなった唐紙として話題を集め、2014年には、東京国際フォーラム・相田みつを美術館で唐紙史上初となる唐紙アートの美術展を開催。2018年には「平成の百文様プロジェクト」(現在は「平成-令和の百文様プロジェクト」)を主宰し、未来に継承する新たな板木百枚を制作するなど、唐長の新しい歴史を担う。著書に「日本の文様ものがたり」(講談社)、共著に「相田みつを&雲母唐長 幸運を贈るポストカードBook しあわせ」(ダイヤモンド社)がある。

 

千田 愛子(せんだ・あいこ)

唐長創業家に生まれ、1624年(寛永元年)創業の日本唯一続く唐紙屋を継承、次代を担う。幼少期より培われたその類希なる色彩感覚により、唐長の新境地として、従来の壁紙、襖紙の世界から新たにカードの世界を開拓。10代の頃から発表し続けている千田愛子の唐紙カードの世界は、独特の色彩感覚によって、老若男女問わず幅広い世代にファンが多く、海外でも好評を博している。2004年には唐長文様・天平大雲を一面に配したファサードで京都のランドマークとなっているCOCON KARASUMA1階に、自らプロデュースした雲母唐長ショップをオープン。唐紙師である夫トトアキヒコと共に、文様と色を通じて、人々の暮らしを豊かにするモノづくりや他者とのコラボレーションを行い、衣食住の美しい空間を優れた色彩感覚で提案している。著書に「京都の時間」(講談社)がある。

 

 

  • 会期 2020年04月04日(土)〜06月14日(日)
  • 時間 11:00~20:00(変更の場合があります)
  • 場所 梅田 蔦屋書店 ガーデンラウンジ ステージ
  • 主催 梅田 蔦屋書店
  • 共催・協力 雲母唐長
  • 問い合わせ先 umeda_event@ccc.co.jp
  • ホームページ https://kirakaracho.jp

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