【フェア】永遠のソール・ライター

アート
梅田 蔦屋書店 写真集コーナー 2020年06月11日(木) - 07月09日(木)
今年の初頭に、Bunkamuraザ・ミュージアムの展示でも話題になった写真家、ソール・ライターのフェアを開催致します。
 
1950年代からニューヨークでファッション写真家として活躍しながら、80年代に商業写真から退き、表舞台から姿を消したソール・ライター。彼が83歳だった2006年、ドイツのシュタイデル社から出版された1冊の写真集『Early color』によって、その斬新な構図と優れた色彩感覚が描き出すカラー写真が「再発見」されたことは、アート写真界の大事件となりました。
 
約8万点にも及ぶ膨大な作品の数々を未整理の状態で残して、2013年にこの世を去ったソール・ライター。その全作品のアーカイブ化を目標とするソール・ライター財団によって、彼の作品の「発掘作業」が今もなお、現在進行形で続いています。
 
今回のフェアでは、展覧会公式図録『永遠のソール・ライター(小学館)』をはじめとした既刊写真集、マグカップやノートなどの各種雑貨、世界でも希少なコロタイプ印刷技術を有する、京都「便利堂」から刊行されたポートフォリオ集をご提案致します。
 
ニューヨークが生んだ伝説の写真家ソール・ライターの作品世界を、お楽しみ下さい。

 

【プロフィール】

ソール・ライター / Saul Leiter (1923 - 2013)

ペンシルバニア州ピッツバーグ生まれ。1946年に画家をめざし、ニューヨークに渡る。1958年よりヘンリー・ウルフ率いる『Harper's BAZAAR』のフォトグラファーとして活動。ニューヨークの第一線のファッションフォトグラファーとして活躍しながらも58歳で自らのスタジオを閉鎖し、商業写真界から引退。表舞台から姿を消すも、2006年にシュタイデル社より刊行された『Early Color』がセンセーショナルを巻き起こし、再び注目を集める。その後、各地で展覧会や出版物の刊行が相次いでいる。2012年、ドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」(2015年日本公開)が公開され、大きな注目を集めた。

 

1.「薄紅色の傘、1950年代」
2.「無題、撮影年不詳」

 

©Saul Leiter Foundation

  • 会期 2020年06月11日(木)〜07月09日(木)
  • 時間 店舗の営業時間に準ずる
  • 場所 梅田 蔦屋書店 写真集コーナー
  • 主催 梅田 蔦屋書店
  • 共催・協力 ㈱コンタクト 便利堂 リブロアルテ
  • 問い合わせ先 梅田 蔦屋書店(06-4799-1800)

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