中原淳一的生活

フェア|アート
アートフロア 6002平台 2024年08月27日(火) - 09月29日(日)
「美しい愉しい暮らしは、他人に見せるためではなく、自分のために必要なのです。」
中原淳一



 
昭和二十年代に、「それいゆ」「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」などの女性向けの雑誌を世に出し、混乱する世の中にあって、どんなふうに生きていけばいいのか、「美しく生きる」という姿勢を信念を持って語り続けた中原淳一。
 
そこには、モノがなくとも、お金が不足していても、工夫と前向きな気持ちがあれば「美しく愉しい暮らし」が実現できるという教えがたくさん詰まっていました。たくさんの絵と言葉によって紡がれた彼のメッセージは、いま、時を超えて私たちの心に響いてきます。

本フェアでは、それぞれの風土に育まれた伝統を現代に繋げていこうと、ものづくりをされている生産者たちに中原淳一の言葉が寄り添い、「美しい愉しい暮らし」を提案します。
 
中原 淳一 (なかはら・じゅんいち)
(1913~1983) 昭和初期、少女雑誌「少女の友」の人気画家として一世を風靡した中原淳一は、戦後まもない1946年、独自の女性誌「それいゆ」を創刊、続いて「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」などを発刊し、夢を忘れがちな時代の中で女性たちに暮しもファッションも心も「美しくあれ」と幸せに生きる道筋を示してカリスマ的な憧れの存在となりました。 活躍の場は雑誌にとどまらず、ファッション、イラストレーション、ヘアメイク、ドールアート、インテリアなど幅広い分野で時代をリードし、その全ての分野で日本における先駆的な存在として、多くのクリエイターに多大な影響を与えました。 その卓越したセンスと不朽のメッセージは現代もなお人々の心を捉え、男女問わず幅広い世代から人気と支持を得ています。
公式ホームページ:https://www.junichi-nakahara.com


【生産者の紹介】

■ 嘉兵衛本舗

奈良県大和にて、父から学び三姉妹でお茶づくりに努めております。
お茶は日本に伝わってからおよそ1200年、今も日本人の食にそっと寄り添い、受け継がれています。
吉野に伝わる伝統的手法で作る天日干し番茶は、おひさまと作る手作りの番茶です。
シンプルだけどやさしくて、香ばしい香りは癒しを生みます。
自分のための5分、お茶を入れて一息をつく
私達の作るお茶が、一日のどんな場面にもそっと寄り添える、そんなお茶でありたいのです。
https://kaheehonpo.com


■ 香紡縁

気持ちが落ち着き、心を弾ませてくれる植物の香り。
水引ならではの美しい色、波紋を思わせる紐の流れと結び。
香りも水引も、せわしない毎日を過ごす私たちの心身をほっと癒す力を持っています。
知っているようで知らない、香りや水引のこと。
香りを編み、水引を紡ぐ。
「香紡縁 KOU BOU EN」は、香りと水引のブランドです。
https://www.koubouen.com


■ 白い犬~Anjing Putih

吉野の深い山の中で、杉と桧を使ってモノづくりをしています。
手に取った時に感じるその柔らかさは、この土地の歴史や人々の暮らし、美しい自然と合わさり懐かしさや温かさを感じさせてくれるような気がします。
そんな杉と桧の存在が、
皆さんの日々の暮らしを気持ちの良いものにしてくれたなら・・・・・
そして、いつか皆さんがふらりと吉野を訪れてくださったなら・・・・・
幸いです。
https://www.shiroiinu.com


■ 廣箸 | よろしぃおあがり

廣箸のお箸は、江戸時代からお箸作りで知られる奈良県南部の吉野郡下市町で作られています。
使用しているのは、樹齢60~100年の吉野杉を中心とした天然木です。また、建築などに使用されなかった木材の端材を活用しています。
無塗装で仕上げるため、木の本来の手触りや香り、繊細な木目が特徴です。ぜひ、毎日のお食事にお使い下さい。 森の木々が過密に育っている現在、伐採してその木を余すところなく使用し、植林することで、森の循環が保たれ、環境に良い影響を与えます。
https://yoroshiioagari.jp/
  • 会期 2024年8月27日(火)〜9月29日(日)
  • 時間 10:30〜21:00
  • 場所 アートフロア 6002平台
  • 主催 梅田 蔦屋書店
  • 共催・協力 Agent Hamyak Inc. / 株式会社ひまわりや
  • HP https://www.junichi-nakahara.com/
  • 問い合わせ先 umeda_event@ccc.co.jp| 梅田 蔦屋書店(06-4799-1800)

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