【フェア】本を抱えて会いにいく その先の、人と街
こんにちは!コンシェルジュのさとうです。新しいフェアがスタートしました。
『本を抱えて会いにいく』刊行記念フェア
朝日出版社の営業・橋本亮二さんが立ち上げた出版レーベル、十七時(じゅうななじ)退勤社。
文学フリマなどでも話題を呼んだレーベルですが、新しい書籍が刊行されました。
橋本亮二さんはいつも大きなトートバッグを抱え、本屋をまわります。全国いろんな場所へ、時にはバスに乗り、歩き、訪れる。そこで出会う人や本屋、場所、空間を大切に思い、営業という仕事の枠を越え、様々なものを繋いでいきます。
しかし2020年はそれがままならず、制限のある中で日々を過ごし、それは橋本さんだけでなく、これを読んでくださっているみなさま、そして本に携わる方たちも同じような思いで過ごされていたと思います。
その中でも、〜がすきだ、〜という人がすきだ、と飾らずまっすぐに書き上げる橋本さんの言葉に励まされる思いが湧き上がってきます。
わたし自身もこの本の中の『時間泥棒』という章で触れていただいているのですが、まっすぐな橋本さんの言葉にとても勇気づけられました。
今回のフェアではこの本の中で紹介されている本達に、橋本亮二さんの手書きでPOPを書いていただきました。そして全国MAPも掲示しています。このMAPには橋本さんが訪れた場所、すきな場所、本屋や人を書き込んでいきます。日々増えていきますのでお楽しみに!
また購入特典として特別冊子もご用意しました。初回のみカラー版で、全編書き下ろしとなっています。
書きたいことは山ほどあるのですが、フェアを進めていく中で、この企画をスタートした理由や、感じている意味などをお伝えしていけたらと思っています。
2ヶ月間どうぞお付き合いいただけたらうれしいです。
全国にはたくさんの場所があり、街があり、本を読み、買う場所があり、たくさんのひとがいて、働いているひとたちがいる。
料理コーナーにて!
【本を抱えて会いにいく】フェア書籍一覧
- 本を抱えて会いにいく 橋本亮二/著
- うもれる日々 橋本亮二/著
- 日日是製本2020
- 本の読める場所を求めて 阿久津隆/著
- 赤い砂を蹴る 石原燃/著
- どくヤン!(1)(2) 左近洋一郎・カミムラ晋作/著
- 幻滅と別れ話だけで終わらないライフストーリーの紡ぎ方 北山修・よしもとばなな/著
- まだまだ知らない 夢の本屋ガイド 花田菜々子・北田博充
- 詩画集 プラテーロとわたし J.R.ヒメネス/著
- 姉の友人 ばったん/著
- やがて忘れる過程の途中(アイオワ日記) 滝口悠生/著
- あいたくてききたくて旅にでる 小野和子・清水チナツ/著
- 持続可能な魂の利用 松田青子/著
- 傷を愛せるか 宮地尚子/著
- ことばの食卓 武田百合子/著
- ほとんど記憶のない女 リディア・デイヴィス/著
- 外は夏 キム・エラン/著
- ベルリンうわの空 香山哲/著
- ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集 斉藤倫/著
- 百年と一日 柴崎友香/著
- たやすみなさい 岡野大嗣/著
- 会期 2021年3月1日(月)〜4月30日(金)
- 時間 10:30〜20:00
- 場所 ビューティー&ヘルスエリア
- 主催 梅田 蔦屋書店
- 問い合わせ先 umeda_event@ccc.co.jp | 梅田 蔦屋書店(06-4799-1800)