指先に文学を纏う ネイルポリッシュ
羽根ペンをかたどったブラシ、インク瓶のようなボトル、本の数だけある色。
「指先に文学を纏う」は、書店・文喫と台湾のネイルブランド「et seq.」とのコラボレーションによって生み出される、文学をモチーフとしたネイルポリッシュ。
古今問わず、世界でも読み継がれる日本人作家の文学作品を元に、各作品から想起されるイメージや作品を象徴するような場面を、まるで指先から物語がはじまるように、色や質感に託して表現しています。
文喫×et seq.の“文学を纏うネイル”で、
お気に入りの文学をお守りのように指先に纏ってみませんか。
▽Collections▽
■森見登美彦 (8/5発売開始)
・夜は短し歩けよ乙女 : オモチロイ出会いに上気した頬のごとく仄かな乙女色に、オーロラの乱切りホロ
・四畳半神話大系 : 万年床の牙城の中で浸食されまいと気高い自己を保つべく逡巡する”私”の花緑青
・ペンギンハイウェイ : たくさんの不思議を内包している〈海〉と少年たちの真夏の紺碧
・宵山万華鏡 : 「祭り」とは切っても切れない、目が眩むような鮮やかな京緋色
・有頂天家族 : いにしえも今も変わらない、色んな形の恋やら愛やら、小さく咲き乱れる女郎花色
■江國香織
・すみれの花の砂糖づけ : 奔放で繊細で儚げな、あの日の自分を解き放つ菫色
・きらきらひかる : 生きづらい苦みを内側にかかえながら寄り添いあう辛螺色(にしいろ)
・号泣する準備はできていた : いまにも降り出しそうな薄曇りの空色鼠
・つめたいよるに : いくつもの季節を越えて巡り合う不思議な運命の桜色
・東京タワー : もう後戻りできない甘く熟れた果実の緋色
■京極夏彦
・姑獲鳥の夏 : 繰り返される事件を思わせる紅の八潮
・魍魎の匣 : 理性を越えた人間の狂気を表すメタリックな柴染
・狂骨の夢 : 皆が抜け出せずにいる執念はまるで金色に輝く流砂
・鉄鼠の檻 : マグネットで作ったキャッツアイは悟入に射す一筋の光
・絡新婦の理 : 絡み合う蜘蛛の糸状の繊維が入った滅紫
・鵼の碑 : 朱く揺らめく偏光の奥に、深く沈む真実の瑠璃色
■太宰治
・人間失格 : 淀んだ川を思わせるシアーなチャコールブラウンに、ブルーの偏光パール
・ヴィヨンの妻 : 仄暗いシアーグレーに、グリーンの偏光パール
・グッド・バイ : すっきりとした乳白色に、仄かな水色の偏光パール
・斜陽 : 燃えるようなダークオレンジに、ゴールドの偏光パール
・フォスフォレッスセンス : 儚い薄付きのシアーパープルに、グリーンの偏光パール
■宮沢賢治
・よだかの星 : 大粒ホロが煌めく炎のようなオレンジレッド
・グスコーブドリの伝記 : 火山灰のようなパールが温かく輝くレッドベージュ
・虔十公園林 : 涼やかな木陰を思わせるシアーなディープグリーン
・雨ニモマケズ : 素肌を思わせるシアーなピンクベージュ
・銀河鉄道の夜 : 銀河のような大小ホロが煌めくダークブルー
※当店ではBOXセットの販売はございません。
- 会期 2024年8月5日(月)〜9月10日(火)
- 時間 10:30〜21:00
- 場所 旅行フロア前 特設コーナー
- 主催 梅田 蔦屋書店
- 共催・協力 株式会社ひらく
- 問い合わせ先 umeda_event@ccc.co.jp| 梅田 蔦屋書店(06-4799-1800)
- ホームページ https://bungakuwomatou.myshopify.com/