『水中の哲学者たち』から3年、待望の新作エッセイ『世界の適切な保存』を出版された哲学研究者の永井玲衣さんと、新作短歌・散文集『うたたねの地図 百年の夏休み』を出版された歌人の岡野大嗣さん。ジャンルのちがいを超えて共振されるお二人の新著刊行を記念し、トーク＆サイン会を開催いたします。

誰もが、いやおうなくつながってしまい、ことばが人を誤らせたり、傷つけたり、ことばを信じられなくなったり。いま、ことばのコミュニケーションは、ますますむずかしくなっています。ことばからの逃げ場がないのです。
私たちを「適切に」ほどき、「適切に」結んでゆくことば、そして対話が求められています。それは世界が信頼を取り戻すための、てがかりとなるでしょう。

永井玲衣さんと岡野大嗣さんのお二人をお迎えし、いま生活者のことばや、詩人のまなざしで世界を掬いとり、世界と向き合って生きることについて、それぞれの著作を頼りにお話していただきます。新著をはじめ、関連書を取り揃え、みなさまをお待ちしております。ぜひ、ふるってご参加ください！

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