韓国文学の日韓国絵本作家トークイベント

梅田蔦屋書店

梅田蔦屋書店シェアラウンジ〈スカイエリア〉 2024年 11月01日(金)

大阪韓国文化院と韓国出版文化産業振興院は、11月1日を「韓国文学の日」とし、日韓作家対談や絵本作家トークなど、韓国の文学を紹介する多様なイベントを開催いたします。
その一環として、絵本作家ファン・サンミさんと絵本作家チョ・ヨングルさんが来日し、絵本ナビゲーター渡辺奈緒子さんをモデレーターとして迎え、絵本の作り方や作品の特徴などについてわかりやすくトークします。
たくさんの皆様のお越しをお待ちしております。

※ご参加いただいた方の中から抽選で10名様に、絵本『花々の時間』直筆サイン本１冊をプレゼントします！

【プロフィール】

ファン・サンミ
大学時代に編集デザインとイラストを学び、絵本作家になるという夢を育んできた。絵本学校「クリムチェク(絵本)・ヒャン」で学びながら、本格的に絵本作家としての道を歩み始める。読者が参加することを通じて絵が動く仕組みの絵本を、現在まで二冊描き上げている。そのうちの一冊『花々の時間』は、2021年の韓国出版文化産業振興院「優秀出版コンテンツ制作支援事業」、2022年の「文学ナヌム図書普及事業」の対象図書に選ばれた。

〈作品紹介〉『花々の時間』
それぞれの花々が抱く夢を叶える紙の上の映画館！
夢というのは、たくさんの努力と忍耐の時間が積み重なって咲くもの。著者が、三年という時間をかけて生み出した『花々の時間』もその一例だ。『花々の時間』は、韓国で初めて「オンブロ・チネマ」という技法を取り入れた作品。芽が出て、真っ暗な夜にゆらゆらと踊りながら、大きくも小さな夢をみて、そのお陰で真昼にきれいな花を咲かせるように、著者の驚きの創造力が、読者の手を通じて美しい一編のアニメーションとして上映される。

チョ・ヨングル
弘益(ホンイク)大学とスウェーデン・コンストファックでデザインと工芸を学ぶ。アジア児童コンテンツ・フェスティバル(AFCC)2022の「イラストレーター・ギャラリー」作家と、2022年の「WEE絵本アワード作家」の三人の内のひとりに選ばれ、韓国文化芸術委員会が開催した子どもの日制定100周年記念・子どものための「文学コンサート」に児童文学を代表する作家として招待された。

〈作品紹介〉『地球レストラン』
美しい地球の四季の味、みなさん、地球レストランへようこそ！
地球が滅びてしまったある遠い未来、宇宙の端っこにある「惑星アスライ」に移り住んだ最後の地球人たちは、そこで地球のことを思い出すことのできる唯一の場所「地球レストラン」をオープンする。そして、地球レストランを訪れたエイシュラン(エイリアン＋ミシュラン)ガイドの審査員と惑星アスライの宇宙人たちに、「真っ白な雪の中を転げ回った日」、「春雨の中で土のにおいを感じた日」など、「地球の美しさ」を食材にしたお皿の上の芸術を披露する。

渡辺奈緒子（わたなべ・なおこ）
1983年東京生まれ。韓国ソウル育ち。国際基督教大学教養学部卒業。一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了。韓国語教室「ことばの森ソルレム」代表。「ソルレム韓国語多読の会」や翻訳などを通して韓国の絵本や児童書を日本に紹介している。訳書に『村上春樹のせいで』、『ダンボール』、『かたつむり』、『世宗大王をさがせ』、『おかあさん観察図鑑』、『またあえるよ』などがある。

◼︎ 開催日
2024年11月1日（金）

◼︎ 開催時間
【イベント①】絵本作家ファン・サンミトークイベント：15:00〜16:20
【イベント②】絵本作家チョ・ヨングルトークイベント：16:40〜18:00

◼︎ 場所
梅田蔦屋書店シェアラウンジ〈スカイエリア〉

◼︎ 参加費

無料

◼︎ 定員

60名

◼︎ 注意事項
・どなたでも申込手続不要でご自由に参観していただけます。
・お座席は自由席ですが、一部に関係者席がございます。
・会場の状況によっては、ご入場を制限する場合がございます。
・体験できる数量に限りがあるため無くなり次第終了となります。
・会場内での飲食は一切禁止となっております。
・イベントの様子は、主催側により撮影(写真・動画)され、HPやSNSメディアなどに皆様のお顔が掲載されることがありますので、予めご了承ください。