【フェア】ロマン・ラプラード『DISTANCES VOL.III』刊行記念フェア&サイン会

アート
蔦屋書店2号館 1階 アートフロア 2025年05月04日(日) - 05月18日(日)
パリを拠点にするフランス人フォトグラファー、ロマン・ラプラード(Romain Laprade)
による、作品集シリーズ『DISTANCES』。フランス・パリの老舗ギャラリー「イヴォン・ランベール(YVON LAMBERT)」より、2019年に第1弾、2022年に第2弾が刊行されました。本シリーズは、長年にわたり撮影されてきた写真をまとめた連作であり、モダニズム建築やブルータリズム建築、つかの間に落ちる影、見落とされがちな空間に対する関心が形になった作品群を収録しています。

その第3弾にあたる、新刊『DISTANCES VOL.III by Romain Laprade』の刊行を記念し、代官山蔦屋書店では、ロマン・ラプラードによるサイン会と刊行記念フェアを開催いたします。『DISTANCES』シリーズをはじめ、プリント作品、本書刊行に合わせ制作された限定ポスター、ポストカードが並びます。国内にて、書籍以外の作品が並ぶことが殆どなかった作者の作品に出会える貴重な機会にもなることでしょう。お誘い合わせの上、ぜひお越しくださいませ。

※新刊『DISTANCES VOL.III by Romain Laprade』は4月25日(金)より販売開始となります。

【サイン会イベント】
日時:5月10日(土) 15:00〜17:00
場所:代官山 蔦屋書店 2号館アート

■参加方法
新刊『DISTANCES VOL.III by Romain Laprade』をはじめ、ロマン・ラプラードの作品集「DISTANCES」シリーズのご購入でご参加いただけます。
*当店で書籍を購入されたレシートをお持ちください。

■参加対象
・DISTANCES by Romain Laprade
・DISTANCES VOL.II by Romain Laprade
・DISTANCES VOL.III by Romain Laprade

【書籍内容】
新刊『DISTANCES VOL.III by Romain Laprade』は、絶えず増えては発展していく自身の写真が描くヴィジョンをさらに広げ、場所、形、そして光をより深く探ります。直近2年間に撮影された最新作品群の多くに光を当てつつ、アーカイブの中からも抜粋して収録しながら、建築や風景との対話を深め、見逃してしまいがちな美しさを見つけることに長けた自身の直感に忠実でありながら、新たな場所を捉えています。

太陽に照らされた海岸線、見渡す限り広がる砂漠、そして人知れず静寂を守る街の片隅を歩きながら、本作は大陸を渡り、構造と静けさとの間に生じている繊細な関係を写し出します。アメリカ西部からアフリカ、ヨーロッパ、そしてさらに遠くまで、光が面を形作る様や、いかにして儚い瞬間が日常的な場所をまるで映画のような質感にするのか、作者の視線はそこに引き寄せられています。

全3冊を通じ、散漫さや雑念を剥ぎ取るようなイメージを提示し、そこに沈黙と存在感を残す作品群は、忙しない日々を送る私たちに、いつもより歩む速度を落とし、新たな目線で空間を見つめるよう促します。

【プロフィール】
Romain Laprade (ロマン・ラプラード)
パリを拠点にするフランス人フォトグラファー。「Vogue Paris」や「Holiday」などの雑誌でグラフィックデザイナーとして活動した後、15歳の時に感じた写真への情熱を捨てきれず写真家へと転向。機微に冨み観る者の好奇心を駆り立てる画面を作り出し、一見平凡で退屈なものの細部に焦点を当てることで作者独自のイメージへと昇華している。温かなトーンや構図の感性、自然光を利用したその作品は、Aesop や Rimowa、Mr. Porter、Hermes、Isabel Marant など多くのブランドともコラボレーションを果たし、それぞれのブランドの魅力を写真で世に伝えて来た。また、デザイナーとしての経験は構図、比率や調和、イメージと空間との関係に対する感覚を磨き、写真作品にも反映されている。
  • 会期 2025年5月4日(日)~2025年5月18日(日)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店2号館 1階 アートフロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 共催・協力 Romain Laprade, twelvebooks, YVON LAMBERT
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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