言葉のあるコーヒーロースター、アアルトコーヒー・庄野雄治。
待望の書き下ろし随筆集である本書ではブレンドコーヒーという小さな世界を変えるために綴った23の物語です。
"コイン１枚で美味しいコーヒーが手軽に飲める世界で、100g500円のコーヒー豆を売る意義とはなんだろう。"
この一文をヒントに、コーヒーを通じて人との繋がりを大切に思える時間を過ごすためのアイテムを揃えました。アアルトコーヒーの人気ブレンド、アアルトブレンド(中深煎り)とアルヴァーブレンド(深煎り)も少量ですが販売予定です。

【著者プロフィール】
庄野 雄治 (しょうの・ゆうじ)
コーヒーロースター。1969年徳島県生まれ。大学卒業後、旅行会社に勤務。2004年に焙煎機を購入しコーヒーの焙煎を始める。2006年徳島市内に「アアルトコーヒー」を、2014年同じく徳島市内に「14g」を開店。主な著書に『誰もいない場所を探している』『たぶん彼女は豆を挽く』『徳島のほんと』(福岡晃子との共著)『コーヒーの絵本』(平澤まりことの共著)、編書『コーヒーと短編』『コーヒーと随筆』『コーヒーと短編』、短編小説集『たとえ、ずっと、平行だとしても』がある。