【フェア】社会のなかの人生 『地元を生きる』(ナカニシヤ出版)刊行記念 岸政彦・打越正行・上原健太郎・上間陽子 選書フェア

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蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア 2020年10月04日(日) - 11月30日(月)
沖縄の人生を描いた『地元を生きる』(ナカニシヤ出版)の刊行を記念し、本書の著者である岸政彦さん、打越正行さん、上原健太郎さん、上間陽子さんに、「社会の中の人生」をテーマに、研究書から写真集、ノンフィクションなどを推薦コメントと共に本をお選びいただきました。
それぞれの著者のまなざしが浮かび上がるラインナップになりました。
 
岸政彦・打越正行・上原健太郎・上間陽子 著
階層格差という現実のなかで生きられる沖縄的共同性─。
膨大なフィールドワークから浮かび上がる、教員、公務員、飲食業、建築労働者、風俗嬢…
さまざまな人びとの「沖縄の人生」。
 
▼一部商品はオンラインストアでもご購入いただけます。
 
【プロフィール】
岸 政彦 (きし・まさひこ)
立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。社会学。専門は沖縄、生活史、社会調査方法論。主な著作に『同化と他者化─戦後沖縄の本土就職者たち』(ナカニシヤ出版、2013年)、『街の人生』(勁草書房、2014年)、『断片的なものの社会学』(朝日出版社、2015年、紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞)、『質的社会調査の方法─他者の合理性の理解社会学』(石岡丈昇・丸山里美と共著、有斐閣、2016年)、『ビニール傘』(新潮社、2017年、第156回芥川賞候補、第30回三島賞候)、『はじめての沖縄』(新曜社よりみちパン!セ、2018年)、『マンゴーと手榴弾』(勁草書房、2018年)、『社会学はどこから来てどこへ行くのか』(北田暁大・筒井淳也・稲葉振一郎と共著、有斐閣、2018年)、『図書室』(新潮社、2019年、第32回三島賞候補)など。

打越 正行 (うちこし・まさゆき)
和光大学現代人間学部講師、特定非営利活動法人 社会理論・動態研究所研究員。専門は、社会学、沖縄、参与観察法。主な著作に『ヤンキーと地元―解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち』(筑摩書房、2019年)、『サイレント・マジョリティとは誰か―フィールドから学ぶ地域社会学』(川端浩平ほか編著、ナカニシヤ出版、2018年)、『最強の社会調査入門―これから質的調査をはじめる人のために』(木下衆ほか編、ナカニシヤ出版、2016年)、『持続と変容の沖縄社会―沖縄的なるものの現在』(谷富夫ほか編著、2014年、ミネルヴァ書房)など。

上原 健太郎 (うえはら・けんたろう)
大阪市立大学大学院文学研究科単位取得退学。博士(文学)。大阪国際大学人間科学部心理コミュニケーション学科講師。社会学。主な専門は沖縄の若者の就労問題。主な著作に、『社会再構築の挑戦』(谷富夫他と共著、ミネルヴァ書房、近刊)、『ふれる社会学』(ケイン樹里安と共編著、北樹出版、2019年)、『いろいろあるコミュニケーションの社会学Ver.2.0』(有田亘・松井広志と共著、北樹出版、2018年)、『持続と変容の沖縄社会―沖縄的なるものの現在』(谷富夫他と共著、ミネルヴァ書房2014年)など。

上間 陽子 (うえま・ようこ)
東京都立大学博士課程退学、琉球大学教育学研究科教授。専攻は教育学。これまで学校から逸脱する少年・少女や沖縄の貧困などについて学校内・学校外から調査してきた。主な著作に、『若者と貧困』(湯浅誠・冨樫匡考、仁平典宏との共編、明石書店、2009年)、『裸足で逃げる―沖縄の夜の街の少女たち』(太田出版、2017年)、『沖縄貧困白書』(加藤彰彦・ 鎌田佐多子・金城隆一・小田切忠人との共編、かもがわ出版、2017年)、『誰も置き去りにしない社会へ』(平松知子・鳫咲子ほか共著、新日本出版社、2018年)など。
  • 会期 2020年10月4日(日)~2020年11月30日(月)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 共催・協力 ナカニシヤ出版
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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