【イベント&オンライン配信(Zoom)】FRIDAY NIGHT ESSAY CLUB ――〈書くこと〉で日常を見つめ直すワークショップ 川野芽生×高田怜央×永井玲衣×松田樹✕森脇透青

人文
蔦屋書店3号館 2階 SHARE LOUNGE/ZOOM配信 2024年 04月05日(金)
「エッセイ」とは、もともと「試み」を意味するフランス語です。

日々の暮らしにひそむ小さなよろこび、怒り、かなしみ、感動。私たちの心をゆさぶる何かの正体をさぐって、試しに言葉にしてみませんか。

短いエッセイを書くことで、少し距離を置いて日常を眺めてみること。それは、どのような体験なのでしょうか。そこで哲学や文学は、どのように役立つのでしょうか。5名の作家と批評家の考え方や手法をヒントに、実際に文章を書くことを応援するワークショップです。

ゲストには、第170回芥川賞候補作『Blue』の著者で初エッセイ『かわいいピンクの竜になる』が好評の川野芽生さん、話題のバイリンガル詩集『SAPERE ROMANTIKA』の著者で翻訳を手がけた映画『PERFECT DAYS』が第96回アカデミー賞 国際長編映画賞にノミネートされている高田怜央さん、ベストセラーの哲学エッセイ『水中の哲学者たち』の著者で第17回「わたくし、つまりNobody賞」を受賞されたばかりの永井玲衣さんという今年特に注目が集まる3名の作家と、人文書院「批評の座標」の共同企画者で創作指導のプロフェッショナルの松田樹さん、批評雑誌『近代体操』の主宰者で気鋭の哲学研究者の森脇透青さんというアカデミア内外で精力的に活躍中の2名の批評家をお招きします。

ワークショップ終了後には、参加者の方々の「金曜日の夜」をテーマにしたエッセイを募集します。後日、各登壇者が一作品ずつピックアップし、イベントレポート記事にてコメントと合わせてご紹介します。

【プログラム】120分

Part I 日常から生まれる「エッセイ」
イントロダクション(10分)
トークセッション(30分)

Part II わたしの「金曜日の夜」
「金曜日の夜」をエッセイにする(10分)
グループワーク(15分)
トークセッション(40分)
質疑応答(15分)

※「金曜日の夜の過ごし方」についてのワークを実施する予定のため、事前にご自身や周囲の方の過ごし方について振り返っていただいた上でご参加いただくことがおすすめです。
※オンラインの方向けには、お一人でできるワークをご用意する予定です。

【エッセイ課題】
イベント開催後、「金曜日の夜」をテーマにしたご自身のショートエッセイ(800〜1200字、ペンネーム可、Word形式、またはメールに入力)を4月12日までにdaikanyama.tsutaya.onlineevent@gmail.com宛にお送りください。後日、各登壇者が一作品ずつピックアップし、イベントレポート記事にてコメントと合わせてご紹介します。
 

このイベントはオフライン(代官山 蔦屋書店内)とオンライン同時開催イベントです。
お申し込み時に、来店参加orオンライン参加のいずれかをお選び頂き、ご参加下さい。


【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Event Manager」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【対象商品】
来店参加…60名様
・イベント [来店参加] 券(4,000円/税込)
・書籍『かわいいピンクの竜になる』((左右社・2,090円/税込)+イベント [来店参加] 券(3,700円/税込) セット 5,790円(税込)
・サイン入り書籍『SAPERE ROMANTIKA』((paper company・1,980円/税込)+イベント [来店参加] 券(3,700円/税込) セット 5,680円(税込)
・書籍『水中の哲学者たち』(((晶文社・1,760円/税込)+イベント [来店参加] 券(3,700円/税込) セット 5,460円(税込)
・書籍『近代体操 創刊号 特集=いま、なぜ空間は退屈か』(近代体操・2,200円/税込)+イベント [来店参加] 券(3,700円/税込) セット 5,900円(税込)

オンライン視聴参加…400名様
・イベント [オンライン参加] 券(3,500円/税込)
 
(Event Manegerへ遷移します)
受付締め切り: 2024年4月5日(金) 19:00まで

【オンラインイベント アーカイブ配信のお知らせ】
本オンラインイベントにお申込みのお客様は、イベント終了後、一定期間イベントのアーカイブ配信をご視聴頂けます。
日時にご都合がつかない場合や、もう一度見たい場合などにご利用ください。
なお、イベント終了後は、アーカイブ配信のみの販売等はございませんのでご注意ください。
アーカイブ配信視聴方法につきましては、準備ができ次第、対象商品をご購入のお客様あてにメッセージをお送りさせていただきます。


イベント参加方法や注意事項など、最新情報はヘルプページよりご確認ください。
https://store.tsite.jp/daikanyama/news/t-site/29174-1442420929.html


【プロフィール】
川野 芽生(かわの・めぐみ)
小説家・歌人・文学研究者。1991年神奈川県生まれ。2018年に連作「Lilith」で第29回歌壇賞、21年に歌集『Lilith』で第65回現代歌人協会賞受賞。24年に第170回芥川賞候補作『Blue』を刊行。他の著書に、短編小説集『無垢なる花たちのためのユートピア』、掌編小説集『月面文字翻刻一例』、長編小説『奇病庭園』、エッセイ集『かわいいピンクの竜になる』がある。

高田 怜央(たかだ・れお)
詩人・翻訳者。1991年横浜生まれ、英国スコットランド育ち。上智大学文学部哲学科卒。バイリンガル詩に第一詩集『SAPERE ROMANTIKA』、対話篇 『KYOTO REMAINS』(共著)、「FUTURE AGENDA [未来の議題]」他 二篇(『ユリイカ 』)、「AFTER YOU [あなたの跡]」(読売新聞)など。主な翻訳に、映画『PERFECT DAYS』(制作・脚本・英語字幕)がある。

永井 玲衣(ながい・れい)
哲学者。1991年、東京都生まれ。学校、企業、寺社、美術館、自治体などで、人びとと考えあう場である「哲学対話」を行う。哲学エッセーの連載も。独立メディア「Choose Life Project」や、坂本龍一・Gotch主催のムーブメント「D2021」などでも活動。著書に『水中の哲学者たち』(晶文社、2021年)など。第17回「わたくし、つまりNobody賞」受賞。

松田 樹(まつだ・いつき)
批評家・文学研究者。1993年大阪生まれ。愛知淑徳大学・創作表現専攻講師。中上健次を中心に、戦後日本の批評と文学の研究。また、創作表現コースにて現代文学の創作指導を行う。人文書院にて新人批評家・ライターたちが過去の日本の批評家・著述家の仕事を振り返る「批評の座標――批評の地勢図を引き直す」を企画・運営。その続編企画「じんぶんのしんじん」を連載中。批評のための運動体「近代体操」主宰・運営。

森脇 透青(もりわき・とうせい)
1995年大阪生まれ、京都大学文学研究科博士課程指導認定退学(現在博士論文執筆中)。批評家。専門はジャック・デリダを中心とした哲学および美学。批評のための運動体「近代体操」主宰。著書(共著)に『ジャック・デリダ「差延」を読む』(読書人、2023年)。
  • 会期 2024年4月5日(金)
  • 定員 Event Manager 購入ページ参照
  • 時間 19:00~21:00(15分前より入場/接続可能です)
  • 場所 蔦屋書店3号館 2階 SHARE LOUNGE/ZOOM配信
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp

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