日本人写真家、題府基之の新刊：『MY FAMILY IS A PUBIS SO I COVER THEM IN PRETTY PANTIES』が、ロサンゼルスの出版社「LITTLE BIG MAN BOOKS」より刊行されました。本書の刊行を記念したフェア、題府基之によるサイン会を代官山 蔦屋書店で開催します。

長年、実家の家族を撮影してきた題府基之。
写真を始めた2005年から、横浜郊外にあった実家で、家族という親密な関係性を俯瞰しながら、1人の傍観者として約13年間にわたり記録された１冊です。
「私は七人家族です。リビングは常にどうしようもなく散らかっていてベランダにかけれなくなった洗濯物が部屋に干されています。
リビングテーブルの上には食べ残しの料理や出しっぱなしの調味料がのっていて台所も食器が山積みになっています。
床には兄弟たちが脱いだ服と畳んでいない洗濯物が散乱していてそんな部屋で母親は疲れて化粧をしたまま寝ています。
その周りを小学四年生の生意気な次女が走り回り三男がキレて喧嘩が始まります。そんなことは気にせず父親は一人で食器を洗ったり家事をしています。母親は、ほとんど家事ができません。料理も下手で作って出されてもみんな残します。
それをわかっているくせに毎回食べれない量の料理を作り結局いつも母親が一人で自分の作った料理を食べています。」

本書刊行を記念して、5月17日(金)よりフェアを開催し、5月22日(水) には題府基之によるサイン会を開催いたします。また、当日は「LITTLE BIG MAN BOOKS」主宰であり写真家の Nick Haymes も来日いたします。奮ってご参加ください。

参加方法：『MY FAMILY IS A PUBIS SO I COVER THEM IN PRETTY PANTIES』をご購入でご参加いただけます。

 

サイン会：2024年5月22日(水) 19:00～20:30
会場：代官山 蔦屋書店 アートカウンター