【アーカイブ販売】シリーズケアをひらく『安全に狂う方法』(医学書院)刊行記念 赤坂真理×松本俊彦トークイベント 「小さく死んで生き延びるために」

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2024年06月23日(日) - 07月31日(水)
こちらは、6月19日に開催されたイベントのアーカイブ配信視聴チケット購入ページです。
アディクション(依存症)は、その人にとっては最初に傷を覆う方法だった。過酷な世界との間に置かれた緩衝帯なのだ。あるいはアディクションとは他力を使った解離かもしれない。目の前の時間を消してくれ、ここではないところにすぐ行けるのだから。アディクト(依存症者)たちはこうやって、小さく死んで生き延びてきた――。 新著『安全に狂う方法』で自らの半生を顧みて、そこに強烈なアディクト傾向を発見した作家が、アディクトよりアディクトらしいといわれる精神科医と語り合う。「ダメ。ゼッタイ。」を排し、きれいごとでない「ハーム・リダクション」を探る夜。
概要 【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Event Manager」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【対象商品】
・アーカイブ配信視聴用チケット (1,500円/税込)
(Event Managerへ遷移します)
受付締め切り: 2024年7月31日(水) 23:00まで

イベント参加方法や注意事項など、最新情報はヘルプページよりご確認ください。
https://store.tsite.jp/daikanyama/news/t-site/29174-1442420929.html

【プロフィール】
赤坂 真理 (あかさか・まり)
1964年東京都生まれ。作家。1995年「起爆者」でデビュー。『蝶の皮膚の下』(河出文庫)、『ミューズ』(野間文芸新人賞、講談社文庫)、『ヴァイブレータ』(講談社文庫、映画化)などを刊行。 2012年に天皇の戦争責任をアメリカで問われる少女を通して戦後を問うた『東京プリズン』(河出文庫)が大きな反響を呼び、同作で毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞、紫式部賞を受賞。 批評と物語の中間的作品に『愛と暴力の戦後とその後』(講談社現代新書)、『愛と性と存在のはなし』(NHK出版新書)など。身体を使った文学的表現にも関心を持つ。

松本俊彦 (まつもと・としひこ)
1967年神奈川県生まれ。佐賀医科大学卒業。2015年より国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部部長。日本アルコール・アディクション医学会理事、日本社会精神医学会理事。 主著に、『アディクションとしての自傷』(星和書店)、『薬物依存症』(ちくま新書)、『「助けて」が言えない』(日本評論社)、『誰がために医師はいる』(エッセイスト・クラブ賞、みすず書房)、『アディクションの地平線』(金剛出版)など。共著に『大麻の新常識』(新興医学出版社)、翻訳に『依存症と人類』(みすず書房)など多数。
  • 会期 2024年6月23日(日)~2024年7月31日(水)
  • 定員 Event Manager 購入ページ参照
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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