【イベント&オンライン(Zoom)】『傷つきやすさと傷つけやすさ ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと』(KADOKAWA)・『鍵をあけはなつ』(中央法規)刊行記念村上靖彦・勅使川原真衣トークイベント「傷から学び、考える ――ケアからつくる社会とは」

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蔦屋書店3号館 2階 イベントスペース/ZOOM配信 2025年 07月17日(木)
村上靖彦さんは、医療福祉現場でのフィールドワークを20年以上続けてこられました。『傷つきやすさと傷つけやすさ』では、「傷つけやすさ」をテーマのひとつとし、傷を助長する「管理」と「競争」が支配的な社会構造について、ケアの視点で乗り越える方法を模索しています。自身の立ち位置を明らかにして書いた点が今までの著作との大きな違いになります。また、『鍵をあけはなつ』では、実際に管理や効率を優先する社会の論理にとらわれない実践をしている介護・福祉の現場を取り上げています。9人の支援者へのインタビューを通して、「ケアとは何か」の思考が深められます。

対談のゲストである勅使川原真衣さんは、自身のがん闘病をきっかけに、職場や学校などあらゆる場所に存在する能力主義をひもといた『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)にて、2022年鮮烈なデビューを果たしました。それ以降、2024年新書大賞5位の『働くということ』(集英社新書)、『職場で傷つく』(大和書房)など多数の著作や講演会を通して、人々を序列化し評価する仕組みである能力主義を当たり前とする社会に、一石を投じる役割を担い続けています。

勅使川原真衣さん『働くということ』に、村上靖彦さんが推薦文を寄せたこともあり、待望のお二人での対談イベントが実現しました。お二人の実体験、フィールドワークを通して見てこられた様々な場での傷つき、傷つけ、ケアによる相互依存について語りあっていただく時間になります。 
 

このイベントはオフライン(代官山 蔦屋書店内)とオンライン同時開催イベントです。
お申し込み時に、来店参加orオンライン参加のいずれかをお選び頂き、ご参加下さい。


【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Event Manager」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【対象商品】
来店参加…65名様
・イベント [来店参加] 券(2,200円/税込)
・書籍『傷つきやすさと傷つけやすさ ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと』(KADOKAWA・1,650円/税込)+イベント [来店参加] 券(1,600円/税込) セット 3,250円(税込)
・書籍『鍵をあけはなつ: 介護・福祉における自由の実験』(中央法規・2,420円/税込)+イベント [来店参加] 券(1,600円/税込) セット 4,020円(税込)
・書籍2冊『傷つきやすさと傷つけやすさ ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと』(KADOKAWA・1,650円/税込)+ 書籍『鍵をあけはなつ: 介護・福祉における自由の実験』(中央法規・2,420円/税込)+イベント [来店参加] 券(1,100円/税込) セット 5,170円(税込)
来店のお客様の書籍は、当日受付にてお渡しいたします。

オンライン視聴参加…400名様
・イベント [オンライン参加] 券(1,600円/税込)
・書籍『傷つきやすさと傷つけやすさ ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと』 (KADOKAWA・1,650円/税込)+イベント [オンライン参加] 券(1,100円/税込) +送料(550円)セット 3,300円(税込)
・書籍『鍵をあけはなつ: 介護・福祉における自由の実験』(中央法規・2,420円/税込)+イベント [オンライン参加] 券(1,100円/税込) +送料(550円) セット 4,070円(税込)
・書籍2冊『傷つきやすさと傷つけやすさ ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと』(KADOKAWA・1,650円/税込)+ 書籍『鍵をあけはなつ: 介護・福祉における自由の実験』(中央法規・2,420円/税込)+イベント [オンライン参加] 券(600円/税込) セット 5,220円(税込)
オンライン参加のお客様の書籍は入荷後順次配送いたします。
 
『傷つきやすさと傷つけやすさ ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと』は5月21日発売予定
『鍵をあけはなつ』は5月30日発売予定です。2冊セットの場合、揃い次第入荷後に発送いたします。

※Event Manegerで取得したお客様の個人情報は、本イベントへお申し込み頂いた方への商品発送にのみ使用し、それ以外での使用は行いません。個人情報のお取り扱いについてご同意の上、お申込み下さい。
 
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【サポートをご希望の参加者の方へ】
イベント参加にあたってサポートのご希望があれば、イベントタイトルを件名に明記の上、メールアドレスdaikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jpにてお問い合せください。確認の上、担当者よりご連絡いたします。
※過去のご相談事例:申し込みができない場合のご案内/字幕配信の手配なし/座席の配慮希望/車椅子でのご参加/障害のある方の付き添いについて/未就学児の参加の相談など。
 
【情報保障について】
<配信参加の方>
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<会場参加の方>
・字幕をご希望の方は、お持ちのデバイスで配信画面の字幕をご覧ください。
・通訳や筆談者など介助者が同伴される場合、別途お席をご用意いたします。
※お手数ですが、別途イベントタイトルを件名に明記の上、メールアドレスdaikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jpににてお問い合わせください。
 
【オンラインイベント アーカイブ配信のお知らせ】
本オンラインイベントにお申込みのお客様は、イベント終了後、一定期間イベントのアーカイブ配信をご視聴頂けます。
日時にご都合がつかない場合や、もう一度見たい場合などにご利用ください。
なお、イベント終了後は、アーカイブ配信のみの販売等はございませんのでご注意ください。
アーカイブ配信視聴方法につきましては、準備ができ次第、対象商品をご購入のお客様あてにメッセージをお送りさせていただきます。






イベント参加方法や注意事項など、最新情報はヘルプページよりご確認ください。

https://store.tsite.jp/daikanyama/news/t-site/29174-1442420929.html



【プロフィール】
村上靖彦 (むらかみ・やすひこ)
1970年、東京都生まれ。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第7大学)。現在、大阪大学人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点CiDER兼任教員。専門は哲学と現象学的な質的研究。著書に『客観性の落とし穴』(ちくまプリマー新書)、『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』(中公新書)、 『「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう”子どもたちの孤立』(朝日新聞出版)、『子どもたちがつくる町 大阪・西成の子育て支援』(世界思想社)、『すき間の哲学 世界から存在しないことにされた人たちを掬う』(ミネルヴァ書房)、『摘便とお花見 看護の語りの現象学』(医学書院)、『鍵をあけはなつ 介護・福祉における自由の実験』(中央法規出版)、『傷つきやすさと傷つけやすさ ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと』(KADOKAWA)など。共著に『アイヌがまなざす 痛みの声を聴くとき』(岩波書店)などがある。

勅使川原真衣 (てしがわら・まい)
組織開発専門家。1982年、横浜市生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。外資コンサルティングファーム勤務を経て2017年、組織開発を専門とする「おのみず株式会社」を設立。企業をはじめ病院、学校などの組織開発を支援。二児の母。2020年から乳がん闘病中。著書に『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社、紀伊國屋じんぶん大賞2024・8位)、『働くということ』(集英社新書、新書大賞2025・5位)、『学歴社会は誰のため』(PHP新書)など。
 
  • 会期 2025年7月17日(木)
  • 定員 Event Manager 購入ページ参照
  • 時間 19:00~20:30(15分前より入場/接続可能です)
  • 場所 蔦屋書店3号館 2階 イベントスペース/ZOOM配信
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp

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