【展覧会】ライアン・サリバン個展「Ryan Sullivan」
アート|ART-GALLERY-THE-CLUB
ART GALLERY THE CLUB 2020年05月29日(金) - 07月15日(水)
この度、THE CLUB はアメリカ人アーティスト、ライアン・サリバンの日本初個展を開催いたします。
本展ではこの機会のために制作された新しいシリーズや紙の作品など、全12点の新作を展示。また、THE CLUBホームページでは、全作品並びに、バーチャルギャラリーやアーティストのインタビューを公開中です。
尚、当面の間は予約制での営業となりますため、ご来廊をご希望の方は info@theclub.tokyo までご連絡ください。
現在ニューヨークを拠点として活動するサリバンの作品は、ニューヨーク近代美術館などに収蔵され、 2015 年には ICAマイアミ美術館での個展を開催、また2019年にはニューヨークのハイラインプロジェクト*1に参加しています。
独自の技法を用いて制作するサリバン。
複数のレイヤーとジェスチャーをひとつの平面へと圧縮したペインティング作品は、様々な色の顔料で着色された樹脂を用いて制作しており、その技法はさらに今も尚、進化を続けます。この技法による制作はサリバンの直観に導かれたものであり、ひとつひとつの作品は再び同じように作り出すことのできないものとなります。樹脂が滞留し、筋をなし、混ざり合い、移ろい、その流れによって極めて薄い空隙を埋めていき、最後に「型枠を外す」ことで鮮やかな色彩と躍動的なリズムによる力強いコンポジション が創り出されます。その一方で紙に描かれた作品は、樹脂によるペインティングから生まれたかたちをもとに、制作のプロセスを逆転させ生み出されます。
塗料自体の特性を探求し、長年にわたり様々な実験的な制作 プロセスを経て生み出された抽象世界を、どうぞお楽しみください。
複数のレイヤーとジェスチャーをひとつの平面へと圧縮したペインティング作品は、様々な色の顔料で着色された樹脂を用いて制作しており、その技法はさらに今も尚、進化を続けます。この技法による制作はサリバンの直観に導かれたものであり、ひとつひとつの作品は再び同じように作り出すことのできないものとなります。樹脂が滞留し、筋をなし、混ざり合い、移ろい、その流れによって極めて薄い空隙を埋めていき、最後に「型枠を外す」ことで鮮やかな色彩と躍動的なリズムによる力強いコンポジション が創り出されます。その一方で紙に描かれた作品は、樹脂によるペインティングから生まれたかたちをもとに、制作のプロセスを逆転させ生み出されます。
塗料自体の特性を探求し、長年にわたり様々な実験的な制作 プロセスを経て生み出された抽象世界を、どうぞお楽しみください。
*1 The High Line:ニューヨークマンハッタンのホイットニー美術館やチェルシーのギャラリー街をつなぐ、かつての高架鉄道路線跡を利用した一直線上に伸びた空中公園。パブリックアートとしてインスタレーションなどを展示し、展示作家にはダニエル・ビュレンやサム・フォールズ、荒川医などがいる。
弊廊では大切なお客様の安全を考慮し、みなさまに安心して作品をご鑑賞頂けるよう、ご予約制での営業とさせて頂きます。つきましては下記のご協力をお願い申し上げます。また、スタッフは手洗消毒、マスク着用、体調管理を徹底して、みなさまのご来廊をお待ちしております。何卒ご理解賜れますようお願い申し上げます。
・ご予約は平日12:00-18:00の間とさせていただきます。
・ご来廊をご希望の方は、お名前とご希望の時間帯を記載の上、前日の18時までに info@theclub.tokyo 宛にご連絡をお願いいたします。
・発熱や咳等の症状があるお客様はご遠慮ください。
・ご来廊の際はマスクの着用のご協力をお願いいたします。
・ご予約のないお客様のご来廊は遠慮させていただきますので、ご了承くださいませ。
[プロフィール]
ライアン・サリバン (1983年、NY生まれ)
Rhode Island School of Design, Providence (RI)で美術を専攻。サリバンの展示は世界中で開催されており、近年の個展はAdrian Rosenfeld Gallery(サンフランシスコ、2019)、Sadie Coles HQ(ロンドン、2016・2018)、Maccarone(ニューヨーク、2017)、the Institute of Contemporary Art(マイアミ、2015: サリバンにとってアメリカで初のカタログ出版を伴う組織的な展示)、Hydra Workshop(イドラ島、2013)等で開催されている。主なグループ展では「En Plein Air」High Line(ニューヨーク、2019)、「CONDO: Shanghart Gallery hosting Sadie Coles HQ」Shanghart Gallery(上海、2018)、「Surface Tension」The FLAG Art Foundation(ニューヨーク、2015)、「New York Painting」Kunstmuseum Bonn(ボン、2015)、「Empire State」 Palazzo delle Esposizioni(ローマ、2013)等でサリバンの作品が取り上げられている。おもな収蔵先にはThe Hammer Museum(ロサンゼルス)、Institute of Contemporary Art(マイアミ)、Los Angeles County Museum of Art - LACMA(ロサンゼルス)、The Museum of ModernArt - MoMA(ニューヨーク)、RISD Museum(プロヴィデンス)、The University of Chicago Booth School of Business(シカゴ)等がある。現在はニューヨークを制作と生活の拠点として活動している。
- 会期 2020年5月29日(金) - 7月15日(水)
- 時間 11:00~19:00(営業時間)
- 場所 ART GALLERY THE CLUB
- 主催 銀座 蔦屋書店内 THE CLUB
- 問い合わせ先 03-3575-5605, info@theclub.tokyo
- WEBサイト http://theclub.tokyo/