【作品展示】SUDDEN 三澤亮介

アート|STARBUCKS
スターバックス前 2021年07月26日(月) - 08月15日(日)
三澤亮介は、既存のイメージをデジタル上で解体/再構築しながら新しいイメージを生み出す注目の現代アート作家です。
2021年1月のSHIBUYA TSUTAYAでの個展を皮切りに、銀座東急プラザでの展示や藤井大丸(京都)での展示など、精力的な活動を数々行ってきました。

今回、銀座 蔦屋書店では「SUDDEN」「突然」をテーマに新作の大型フォトアクリル作品を展示します。
またフォトアクリルへペインティング作品" Duex'"も今回初めて展示致します。
 
[アーティストステートメント]
高機能カメラ内臓のスマートフォンの世界的普及により、誰もが写真(イメージ)を容易に撮れるようになった。しかし一方で、日々世界に無限に生み出され続けるそのイメージは、世界を虚構で包み込み、リアルとはズレた認識が先行する恐れのある並行世界を拡張し続けている。我々は、カメラが生み出すイメージによるその副作用が図らずも我々と世界を遠ざける要因になっていることにも目を向けなくてはならない。言わばカメラは現実世界をコピーすると同時に、そのイメージが生み出す人への認識は、人々をリアルから遠ざける機能をも持ち合わせている事を知る必要がある。
そんな世界で、全くの偶発性に満ちたイメージに出会うことなど出来るのだろうか?という疑問が生まれた。
もし出来たならば、そのイメージに偶発性を持って自分が出会う時、それは必然的にリアルで、世界の本質を投影したイメージであるはずだ。今回の作品群では徹底して自分からイメージの起源を遠ざけ、制作手法においても偶発的に生まれるイメージとの出会いを求めた。それはランダムに選出された既存のイメージにデジタルマニュピレーションを行い、さらにシュルレアリスム的なオートマティスムを制作の技法に取り入れることで、一定のゴールを持たずに純度の高い出会いを求めた。
結果として、この夏に彼らと出会えたことを嬉しく思う。
 
三澤亮介
 
[アーティストプロフィール]
三澤 亮介 (みさわ りょうすけ)
1992年生まれ、福井県出身の現代アーティスト。立教大学映像身体学科を卒業後に、広告代理店を経て写真家デビュー。2020年より現代アーティストとしての活動を本格化させた。自身のルーツである写真をメディウムとし、写真から絵画までをクロスオーバーさせた独自の手法で、心象風景を表出させ「メディアパラドックス」を提唱している。
 
[作品販売について]
作品は、銀座 蔦屋書店店頭・アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて、下記のとおり販売いたします。
 
\オンラインストアで購入する/
  • 会期 2021年7月26日(月) - 2021年8月15日(日)
  • 時間 当店Webサイトをご確認ください。
  • 場所 スターバックス前
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
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