【フェア】没後50年 鏑木清方

アート
BOOK売場(アート) 2022年03月10日(木) - 04月10日(日)
近代日本画の巨匠・鏑木清方(かぶらき・きよかた1878-1972)の没後50年という節目である今年、東京と京都で大規模回顧展が開かれます。
それにあわせて、決定版ともいえる待望の高品質大型画集「鏑木清方 美人画集成」が刊行。銀座 蔦屋書店では、その刊行を記念し鏑木清方に関する書籍をご紹介するフェアを開催しています。

清方といえば、長らく所在不明であった代表作《築地明石町》(1927)が再発見され2019年に公開されたことでも記憶に新しく、上村松園(うえむら・しょうえん1875-1949)、伊東深水(いとう・しんすい1898-1972)と並び称される美人画の名手として知られています。しかし、市井の人々の生活や心の機微を大切に描いたその作品群は、ただの美人画というより明治時代の東京の風俗画と呼べるべきものでした。

“自分の興味を置くところは生活にある。それも中層以下の階級の生活に最も惹かるる。”(「そぞろごと」1935年『鏑木清方文集 一』)
という言葉を本人も残しています。
とはいうものの、その精緻な描線と描きこみは圧倒的で、まさに美そのもの。「鏑木清方 美人画集成」の編集者は、「清方の美人画は目元や後れ毛、着物の文様など細部まで丹念に描き込まれていて、まさに『美は細部に宿る』の言葉そのもの。」と語ります。
 
展覧会で鑑賞する「会場芸術」などに対して、ひとり手元で楽しむ「卓上芸術」を提唱し、実践した清方。その魅力をぜひたっぷりと感じてください。
 
※「没後50年 鏑木清方展」公式展覧会図録は、銀座 蔦屋書店では3月18日より店頭のみで販売いたします。
 
【展覧会情報】
没後50年 鏑木清方展
東京国立近代美術館 2022年3月18日ー5月8日
京都国立近代美術館 2022年5月27日ー7月10日
公式サイト:https://kiyokata2022.jp/
 
[オンラインストアお取り扱い商品]
 
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2022年3月10日(木)10:30~販売開始
  • 会期 2022年3月10日(木) - 2022年4月10日(日)※終了日は変更になる場合があります。
  • 時間 当店Webサイトをご確認ください。
  • 場所 BOOK売場(アート)
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
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