【展示】RAFAEL ZARAZUA展示「Te Llevo Dentro」

アート
銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 2022年10月15日(土) - 11月06日(日)

銀座 蔦屋書店では、アーティスト RAFAEL ZARAZUA(ザラズア・ラファエル)の作品展示を、10月15日(土)から11月6日(金)の期間、インフォメーションカウンター前で開催いたします。また、同日より店頭・オンラインにて、作品販売を行います。
 
伝統的なカトリックの男子校で育ち、幼い頃に触れた西洋のバロック様式のアイコンや、マヤ文化の偶像に影響を受けながら彫刻というメディアを選んだ彼の作品には、「神話的」モチーフが多く登場し、独特な生と死を反映した美意識、怖ろしいものの中にある美しさ、人が瞬間に見せる感情を、ガラスという流動的な素材の一瞬を留めることで表現しています。
 
今回は、スペイン語で「Te Llevo Dentro」 「あなたを私の心の一番近いところに留めておきます」をタイトルに「心」をテーマとした宙吹きガラスで制作した彫刻作品を17点、出展します。
 
[今回の制作、展示に寄せて]
現在の私の制作スタイルである、フリーハンドでの吹きガラス彫刻の技術と出会った当初は職人として純粋に技術面でこのテクニックに夢中になりました。どこまで思い描いた形をガラスで形にすることができるのか。動物や人体を制作しました。それがいつからか、意味を持つようになった。
私の作品は胸像が多く、特に表情に注力しています。ガラスは流動的な素材で、製作中常に溶け、動き続けます。熱で柔らかくなっている短い間に道具で押したり、引っ張ったりしながら形を作っていきますが、制作には人の力だけでなく、重力や炎の力、様々な偶発的な力も働きます。人の感情と同じように、流動的で完全にコントロールできない動きをする素材だからこそ、人生の葛藤や一時的な感情の瞬間をこの素材で表現し閉じ込める、ということに意味を感じています。私の作品制作は吹きガラス職人としても非常に高い技術力が必要なものです。私はまだ過程にいて、これからもっと上達していくでしょう。その過程もぜひ楽しんでもらいたい。
 
ザラズア・ラファエル
 
[アーティストプロフィール]
ザラズア・ラファエル
 

1985年、グアテマラシティ生まれ
グアテマラでインダストリアルデザインを学び、メキシコでガラスに出会う。その後デンマークの王立デザインアカデミーのガラス学科に入学、卒業後はスウェーデンで活動し、北欧の吹きガラススタイルを習得する。
2017年日本へ移住。型を使わずにフリーハンドで制作するスタイルで吹きガラスの彫刻作品を制作している。
 
[販売について]
銀座 蔦屋書店店頭・アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売いたします。
オンラインストアでは、2022年10月15日(土)10:30から販売いたします。
 
\オンラインストアで購入する/
2022年10月15日(土)10:30~販売開始
 
  • 会期 2022年10月15日(土) - 2022年11月6日(日)※終了日は変更になる場合があります。
  • 時間 当店Webサイトをご確認ください。
  • 場所 銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
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