【展示】鈴木雅明「Artificial Light」

アート
銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 2023年01月24日(火) - 02月16日(木)
光を描き日常を見つめる画家、鈴木雅明の新作展示「Artificial Light」を1月24日(火)~2月16日(木)の期間で銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンター前にて開催いたします。
 
鈴木雅明はこれまで、街灯やネオンなどをモチーフに、光を追求する作品を描き続けてきました。身近な夜の風景はどこか懐かしい景色のように感じられ、見る側に特別な記憶や体験を呼び起こさせます。

近年では新たに、概念としての光や光を取り巻く環境について考察を深めています。
夜景は美しさや感傷、ノスタルジーといった感情を誘引するものですが、その光の向こう側には現実的な社会が存在しています。猫や鳥、植物などのモチーフは、そうした作家自身の視点の反映として描かれているのです。
 
今回は鈴木の代表作である《夜景》シリーズから、新作6点を発表いたします。ぜひこの機会に、鈴木雅明の作品をお楽しみください。
 
[アーティストステートメント]
私は夜の光をテーマに制作をしています。太陽光の下で見る都市の風景は人間の日々の営みによって膨大な情報で溢れています。一方、私たちが夜に目にするのは人工の光です。例えば住宅の窓から漏れる光やビルの明かりが夜景を構成し、その光の向こう側に人の気配を感じます。しかし光そのものに意味や情報はありません。それはまるで日常から解放された人々の姿をあらわしているようにも感じます。
私の作品は私的な日常の一場面を描いています。私の日常生活を通して、鑑賞者は記憶を元に各々の風景を想像するよう求められます。見慣れた日常が新しい風景として甦ります。当たり前のように存在している日常を意味や情報から解放し、見つめ直すために描き続けたいと思っています。
鈴木 雅明

[アーティストプロフィール]
鈴木 雅明 MASAAKI SUZUKI

1981年 愛知県生まれ
2004年 名古屋造形芸術大学 洋画コース 卒業
2008年 愛知県立芸術大学大学院 美術研究科 油画専攻 修了
 
<近年の主な個展>
2022年 「Artificial Light」 ギャラリーヴァルール (愛知)
2022年 「都市の光 / 机上の光」 神戸元町歩歩琳堂画廊 (兵庫)
2021年 「机上の光」 ガレリアフィナルテ (愛知)
2018年 「複数から成るもの」 ガレリアフィナルテ (愛知)
<近年の主なグループ展>
2022年 「Under Current 伏流」 宝龍美術館 (上海 / 中国)
2022年 「軌をたどる– 5人の画家たちの “あれから” 」 清須市はるひ美術館 (愛知) 
2019年 「Grafting 接ぎ木」 Art Space & Cafe Barrack 、タネリスタジオ1F(愛知)  , なえぼのアートスタジオ (北海道)
 
<受賞・助成>
2007年 「第26 回 損保ジャパン美術財団選抜奨励展」秀作賞
2006年 「第16期 佐藤国際文化育英財団」奨学生 
2006年 「第21 回 ホルベインスカラシップ」奨学者
2005年 「シェル美術賞2005」グランプリ 
2005年 「第4 回 夢広場はるひ絵画ビエンナーレ」夢広場はるひ大賞 
 
<所蔵> 
清須市はるひ美術館 
出光興産
 
[販売について]
店頭にて、1月24日(火)10:30から販売いたします。
オンラインストアでのお取り扱いはございません。
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
  • 会期 2023年1月24日(火) - 2023年2月16日(木)※終了日は変更になる場合があります。
  • 時間 当店Webサイトをご確認ください。
  • 場所 銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
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