【展示】高嶋英男 個展「うつわのようにたたずむ」
アート
銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 2023年12月26日(火) - 01月20日(土)
アーティスト高嶋英男の作品展を2023年12月26日(火)~2024年1月20日(土)の期間で銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンター前にて開催いたします。
高嶋英男は、人や動物の頭部を壺に置き換えて、顔があるべき部分にぽっかりと大きな穴が開いている、陶を素材とした立体作品を制作するアーティストです。
多摩美術大学にて、はじめは日本画を学び、次第に平面よりも立体に興味がわくようになったという高嶋。立体の根本から学ぶ必要性を感じて、東京藝術大学大学院で彫刻、工芸を専攻します。そして、立体作品としての人体を突き詰めていくうちに、工芸で学んでいた陶芸作品のもつ空洞とつながって、外側のひとのかたちと内側の目に見えない「からっぽ」が同時に存在することの面白さに気付きました。
結果、生まれた「からっぽに満たされる」シリーズ。顔にぽっかりと空いた空洞は、まるでドーナツの穴のように、その存在をありありと感じさせます。そこに何を見るかは、無だからこそ、鑑賞者に委ねられているのです。
本展では、同シリーズの新作が展示される予定です。
ぜひご高覧ください。
ぜひご高覧ください。
[アーティストステートメント]
人や動物などの顔部分が、花瓶や壺などの、うつわの持つ「穴」と置き換わることで、イメージの地と図が反転し、普段は意識しない「からっぽ」が主体となる作品です。
空洞であるということは、何もないということではなく、そこに色々な可能性の空間があることだとも言えます。
ここにいる生物たちは、そんな「からっぽ」を保ちながらそれぞれが、そっとその場にたたずみます。
人や動物などの顔部分が、花瓶や壺などの、うつわの持つ「穴」と置き換わることで、イメージの地と図が反転し、普段は意識しない「からっぽ」が主体となる作品です。
空洞であるということは、何もないということではなく、そこに色々な可能性の空間があることだとも言えます。
ここにいる生物たちは、そんな「からっぽ」を保ちながらそれぞれが、そっとその場にたたずみます。
[アーティストプロフィール]
高嶋英男[Hideo Takashima]
陶器と人体が複合したかのような「からっぽに満たされる」シリーズや、実際の鰹節を使った彫刻作品「鰹節彫刻」など、日常にある何気ないモノのイメージを拡大、反転させながら作品を展開。近年の展示に、
2019 「公開制作 77 高嶋英男」府中市美術館、
2022「地つづきの輪郭」セゾン現代美術館、
2023「ソンザイノリンカクヲツクル」京都場、など
2019 「公開制作 77 高嶋英男」府中市美術館、
2022「地つづきの輪郭」セゾン現代美術館、
2023「ソンザイノリンカクヲツクル」京都場、など
[販売について]
作品は銀座 蔦屋書店店頭にて12月26日(火)10時30分より販売いたします。また、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて会期中、順次販売開始いたします。
\オンラインストアで購入する/
- 会期 2023年12月26日(火) - 2024年1月20日(土)※終了日は変更になる場合があります。
- 時間 当店Webサイトをご確認ください。
- 場所 銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3575-7755