【展示】近藤拓丸 展示「もともと別の世界にいたようで」
アート
銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 2025年01月11日(土) - 01月24日(金)
銀座蔦屋書店では、2025年1月11日(土)から1月24日(金)の期間、インフォメーションカウンター前にて、近藤拓丸の作品展示「もともと別の世界にいたようで」を開催いたします。
近藤拓丸は普段の制作において、日常の中で気になったモチーフや、自然物と人工物が共存している風景から着想を得て3DCGソフトでパラレルワールドを作り、キャンバスに油彩で描いています。
今回の展示「もともと別の世界にいたようで」では、大雪が降った日に一本の木との出会ったことによって、普段見ている光景が一瞬で別世界に切り替わったような感覚が制作のきっかけになっていると言葉にしています。自然物に手を少し加えるだけで普段見慣れた光景が一変し、バグが起きたような感覚が発生することに制作の根源があるといいます。
また近藤は具象的な3DCGのモチーフをもとにした抽象的なイメージも並行して描いています。作家はこれらの作品について「CGソフトのカメラから見えた光景を描く」という共通したルールにしたがって描いており、絵画制作の新しい方向性を探っています。
今回の展示「もともと別の世界にいたようで」では、大雪が降った日に一本の木との出会ったことによって、普段見ている光景が一瞬で別世界に切り替わったような感覚が制作のきっかけになっていると言葉にしています。自然物に手を少し加えるだけで普段見慣れた光景が一変し、バグが起きたような感覚が発生することに制作の根源があるといいます。
また近藤は具象的な3DCGのモチーフをもとにした抽象的なイメージも並行して描いています。作家はこれらの作品について「CGソフトのカメラから見えた光景を描く」という共通したルールにしたがって描いており、絵画制作の新しい方向性を探っています。
近藤が様々なシチュエーションから着想を得てつくり出したパラレルワールドから描き出す、色彩豊かな絵画作品の数々がご覧いただけます。是非ご高覧ください。
【作家ステートメント】
何気ない日常の中で出会う気づきを、直感的に3DCGのパラレルワールドに変換したものをモチーフとして描いています。
今回の展示では、大雪の中で出会った木に雪玉をくっつけて顔のようなものを作り、木がまるで自我を持った存在のように見えた時の体験をきっかけに制作を始めました。
普段は気にもせず通り過ぎてしまうような存在に、顔を作るというシンプルな行為ひとつを与えることで何か別の世界が開かれていくような感覚がありました。
それはゲームソフトの中でバグが起こった時の戸惑いにも似ています。
私が幼少期を過ごした1990年代〜2000年代は、不気味なバグが起こりがちなゲームソフトとともに過ごした時期でした。
大雪の中で出会った木と、幼少期のゲームのバグが、3DCGの仮想空間の中でメタファーや幾何形体、色彩を通してなんらかの関係をもつような直感がありました。
当たり前に見えている光景が壊れた一瞬の出来事に、描く対象としてもっとも魅力的なものが潜んでおり、そこからなんともいえぬ奇妙な存在たちがうまれてくるのです。
今回の展示では、大雪の中で出会った木に雪玉をくっつけて顔のようなものを作り、木がまるで自我を持った存在のように見えた時の体験をきっかけに制作を始めました。
普段は気にもせず通り過ぎてしまうような存在に、顔を作るというシンプルな行為ひとつを与えることで何か別の世界が開かれていくような感覚がありました。
それはゲームソフトの中でバグが起こった時の戸惑いにも似ています。
私が幼少期を過ごした1990年代〜2000年代は、不気味なバグが起こりがちなゲームソフトとともに過ごした時期でした。
大雪の中で出会った木と、幼少期のゲームのバグが、3DCGの仮想空間の中でメタファーや幾何形体、色彩を通してなんらかの関係をもつような直感がありました。
当たり前に見えている光景が壊れた一瞬の出来事に、描く対象としてもっとも魅力的なものが潜んでおり、そこからなんともいえぬ奇妙な存在たちがうまれてくるのです。
近藤拓丸
[アーティストプロフィール]
近藤拓丸/Takumaru Kondo
近藤拓丸/Takumaru Kondo
【略歴】
1993年 福岡県生まれ。
人間不在の空間や植物園へのリサーチを基に3DCG空間パラレルワールドを作り、人工物と自然物の間に存在するものや、テクノロジーによって人間が実在させている世界、詩情について制作している。
90年代の低解像度・ローポリゴンのゲームから影響を受け、近年は「物語が終わった後の世界」をテーマに作品を制作している。
1993年 福岡県生まれ。
人間不在の空間や植物園へのリサーチを基に3DCG空間パラレルワールドを作り、人工物と自然物の間に存在するものや、テクノロジーによって人間が実在させている世界、詩情について制作している。
90年代の低解像度・ローポリゴンのゲームから影響を受け、近年は「物語が終わった後の世界」をテーマに作品を制作している。
【学歴】
2018年 多摩美術大学 大学院美術研究科博士前期課程(修士)絵画専攻油画研究領域卒業
2017年 弘益大学校(韓国 ソウル) 交換留学(2017年8月~2018年1月)
2016年 多摩美術大学 大学院美術研究科博士前期課程(修士)絵画専攻油画研究領域入学
2016年 多摩美術大学 絵画学科 油画専攻 卒業
2012年 多摩美術大学 絵画学科 油画専攻 入学
2018年 多摩美術大学 大学院美術研究科博士前期課程(修士)絵画専攻油画研究領域卒業
2017年 弘益大学校(韓国 ソウル) 交換留学(2017年8月~2018年1月)
2016年 多摩美術大学 大学院美術研究科博士前期課程(修士)絵画専攻油画研究領域入学
2016年 多摩美術大学 絵画学科 油画専攻 卒業
2012年 多摩美術大学 絵画学科 油画専攻 入学
【展示歴】
2024年「SHIBUYA STYLE vol.18」西武渋谷店美術画廊(東京 渋谷)
2024年「Mods」個展 Bluesdress渋谷 galleryKTO(東京 渋谷)
2024年「BUG ART AWARD ファイナリスト展」BUG(東京)
2023年「長亭gallery展」 長亭gallery(東京 馬喰横山)
2023年「ニュー・ニューウェーブ・フクオカ」 黄金町エリアマネジメントセンター(横浜 黄金町)
2022年「AFAF アートフェアアジア福岡」(福岡 福岡市)
2022年 「パルコ感覚」 福岡PARCO (福岡 福岡市)
2022年 「仮想の方法」 SICF23出展 スパイラル(東京 南青山)
2022年 「舋everydaychemistry」R for D (東京 渋谷)
2022年 「素粒子のフィジカルー現実の描画距離」個展 IAF SHOP(福岡 薬院)
2018年 「や」blanclass (神奈川 横浜)
2018年 「TAMABI SELECT -1-」多摩美術大学 アートテーク(東京 八王子)
2018年 「ATAMI ART WEEK」(静岡 熱海)
2018年 「AUTO」N-MARK(愛知 名古屋)
2024年「SHIBUYA STYLE vol.18」西武渋谷店美術画廊(東京 渋谷)
2024年「Mods」個展 Bluesdress渋谷 galleryKTO(東京 渋谷)
2024年「BUG ART AWARD ファイナリスト展」BUG(東京)
2023年「長亭gallery展」 長亭gallery(東京 馬喰横山)
2023年「ニュー・ニューウェーブ・フクオカ」 黄金町エリアマネジメントセンター(横浜 黄金町)
2022年「AFAF アートフェアアジア福岡」(福岡 福岡市)
2022年 「パルコ感覚」 福岡PARCO (福岡 福岡市)
2022年 「仮想の方法」 SICF23出展 スパイラル(東京 南青山)
2022年 「舋everydaychemistry」R for D (東京 渋谷)
2022年 「素粒子のフィジカルー現実の描画距離」個展 IAF SHOP(福岡 薬院)
2018年 「や」blanclass (神奈川 横浜)
2018年 「TAMABI SELECT -1-」多摩美術大学 アートテーク(東京 八王子)
2018年 「ATAMI ART WEEK」(静岡 熱海)
2018年 「AUTO」N-MARK(愛知 名古屋)
【アートフェア】
2022 AFAFアートフェアアジア福岡 ホテルオークラ福岡(ギャラリー尾形)
2022 AFAFアートフェアアジア福岡 ホテルオークラ福岡(ギャラリー尾形)
【受賞・入選歴】
2024年 第1回 BUG ART AWARD ファイナリスト
2023年 第22回アートギャラリーホーム 入選
2023年 第21回アートギャラリーホーム 社長賞受賞
2024年 第1回 BUG ART AWARD ファイナリスト
2023年 第22回アートギャラリーホーム 入選
2023年 第21回アートギャラリーホーム 社長賞受賞
2022年 WATOWA ART AWARD 入選
2022年 長亭gallery賞 2022 奨励賞受賞
2022年 第20回アートギャラリーホーム 入選
2021年 SHIBUYA AWARDS 2021 入選
2021年 Gates アートコンペティション 人物部門 入選
2021年 Gates アートコンペティション 猫部門 入選
2022年 長亭gallery賞 2022 奨励賞受賞
2022年 第20回アートギャラリーホーム 入選
2021年 SHIBUYA AWARDS 2021 入選
2021年 Gates アートコンペティション 人物部門 入選
2021年 Gates アートコンペティション 猫部門 入選
[販売について]
作品は銀座 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売いたします。
店頭:2025年1月11日(土) 10:30~販売開始
オンライン:2025年1月13日(月)10:30~販売開始
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
\オンラインストアで購入する/
2025年1月13日(月)10:30~販売開始
- 会期 2025年1月11日(土) - 2025年1月24日(金)※終了日は変更になる場合があります。
- 時間 当店Webサイトをご確認ください。
- 場所 銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3575-7755