【展示】築地久弥・保立剛 二人展
アート
銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 2025年05月03日(土) - 05月23日(金)
伝統工芸の普及、発展を目的とした、漆芸家・築地久弥と陶芸家・保立剛の作品展示を、2025年5月3日(土)〜5月23日(金)の期間に開催いたします。
日本工芸会は重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)を中心に伝統工芸作家、技術者などで組織する団体です。
この度、銀座 蔦屋書店では前期(5/3~5/23)と後期(5/24~6/13)に渡り、日本工芸会東日本支部に所属する工芸分野の作家の作品を発表いたします。
※後期の出品作家は陶芸家・渡辺国夫、佐藤典克
この度、銀座 蔦屋書店では前期(5/3~5/23)と後期(5/24~6/13)に渡り、日本工芸会東日本支部に所属する工芸分野の作家の作品を発表いたします。
※後期の出品作家は陶芸家・渡辺国夫、佐藤典克
[作家より]
■築地久弥
多様性に満ちた現在の芸術の中で工芸もその広がりは尽きる事がありません。しかし工芸素材を使う上では伝統技法が必要となります。その技術は歴史と共に発展し、漆芸では奈良時代にすでに完成された技術が存在します。私はその伝統技法を駆使し、自然界からモチーフを探し求め作品に置き換えています。自然が訴える崇高な形態が私の中の創作という行為を呼び起こし、感覚の赴くまま手を動かしていきます。伝統工芸の実践者としての作品をご高覧ください。
多様性に満ちた現在の芸術の中で工芸もその広がりは尽きる事がありません。しかし工芸素材を使う上では伝統技法が必要となります。その技術は歴史と共に発展し、漆芸では奈良時代にすでに完成された技術が存在します。私はその伝統技法を駆使し、自然界からモチーフを探し求め作品に置き換えています。自然が訴える崇高な形態が私の中の創作という行為を呼び起こし、感覚の赴くまま手を動かしていきます。伝統工芸の実践者としての作品をご高覧ください。

「BIZARRE PLANT Ⅳ」、2022、160×75×80mm

乾漆蓋物「ふたひら」、2020、167×165×295mm
■保立剛
『Light & Shade』光と影は、私たちの世界において永遠の対比です。光が存在すれば、そこには影も生まれ、そして、二つが調和し合うことで、美しい景色や深い表現が生まれます。
私の作品は、この光と影の対比をテーマに制作しました。それぞれの作品は、光の差し込む角度や影の移り変わりが、独自の美しさを生み出しています。作品を通じて、光と影が織りなす美しい世界を感じ取っていただければ幸いです。
陶芸は私にとって、日常の中で見つけた美しい風景や感動を形にするための手段です。土から生まれる作品には、私の心や想いが込められています。ぜひ、その背後にある私の思いに触れてください。
『Light & Shade』光と影は、私たちの世界において永遠の対比です。光が存在すれば、そこには影も生まれ、そして、二つが調和し合うことで、美しい景色や深い表現が生まれます。
私の作品は、この光と影の対比をテーマに制作しました。それぞれの作品は、光の差し込む角度や影の移り変わりが、独自の美しさを生み出しています。作品を通じて、光と影が織りなす美しい世界を感じ取っていただければ幸いです。
陶芸は私にとって、日常の中で見つけた美しい風景や感動を形にするための手段です。土から生まれる作品には、私の心や想いが込められています。ぜひ、その背後にある私の思いに触れてください。

彩陶象嵌花器 W572mm ×H188mm

彩陶象嵌花器 W380mm ×D160mm ×H160mm
[アーティストプロフィール]
築地久弥 Hisaya TSUKIJI
築地久弥 Hisaya TSUKIJI

- 1957年
- 東京都に生まれる
- 1980年
- 東京藝術大学美術学部工芸科卒業
- 1981年
- 伝統工芸新作展(現 東日本伝統工芸展)初入選 以後24回入選<
- 1982年
- 東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻修了
第29回日本伝統工芸展初入選 以後32回入選 - 1985年
- 第25回伝統工芸新作展 日本工芸会東京支部賞
築地久弥 漆芸展 (個展) 現代工芸藤野屋 以後3回開催 - 1986年
- 第3回日本伝統漆芸展初入選 以後36回入選
- 1987年
- 第27回伝統工芸新作展 奨励賞
- 1992年
- 第33回石川の伝統工芸展初入選 以後14回入選
- 1995年
- 第36回石川の伝統工芸展 北國新聞社賞
- 1999年
- 第16回日本伝統漆芸展 日本工芸会賞<
- 2002年
- 築地久弥 漆芸展(個展) 銀座ギャラリー田中 以後2回開催
- 2003年
- 第20回日本伝統漆芸展 朝日新聞社賞
第50回日本伝統工芸展 高松宮記念賞 - 2005年
- 第46回石川の伝統工芸展 日本工芸会賞
- 2007年
- 第24回日本伝統漆芸展 東京都教育委員会賞
- 2009年
- 築地久弥 中條伊穗理 漆芸展(夫婦展) 銀座ギャラリー田中以後2回開催
- 2011年
- 第51回東日本伝統工芸展 三越賞
築地久弥 漆芸展(個展) 日本橋三越工芸サロン - 2012年
- 第59回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞
- 2013年
- 第30回日本伝統漆芸展 日本伝統漆芸展第30回記念賞
- 日本伝統工芸展60回記念 工芸からKOGEIへ
- 2016年
- 第63回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞
- 2017年
- 漆を纏い 螺鈿が煌く 築地久弥・中條伊穗理 漆芸展 日本橋三越美術特選画廊
- 2018年
- 第58回東日本伝統工芸展 川徳賞
- 2020年
- 第37回 日本伝統漆芸展 乾漆溜塗菊花蓋物 熊本県伝統工芸館賞
第28回 テーブルウエア大賞展 乾漆弁柄蒔二段重 佳作賞 - 2023年
- 第63回 東日本伝統工芸展 乾漆朱塗鉢 日本工芸会東日本支部長賞
現在 日本工芸会正会員
沖縄県立芸術大学非常勤講師
神奈川県足柄上郡にて制作活動
沖縄県立芸術大学非常勤講師
神奈川県足柄上郡にて制作活動
保立剛 Tsuyoshi HOTATE

- 1962年
- 千葉県香取市(旧小見川町)に生まれる
- 1986年
- 中央大学法学部法律学科卒業
- 1986年
- (株)レナウン入社
- 1999年
- 東京都八王子市に築窯
- 2006年
- 日本工芸会正会員認定
- 2011-12年
- 「重要無形文化財『白磁』伝承者育成研修会」研修生
- 2013年
- 第60回 日本伝統工芸展『彩陶象嵌角鉢』宮内庁お買い上げ
- 2014年
- 第61回 日本伝統工芸展『彩陶象嵌鉢』宮内庁お買い上げ
- 2015年
- 第55回 東日本伝統工芸展監審査委員
- 2015-16年
- 「重要無形文化財『釉裏金彩』伝承者育成研修会」研修生
- 2016年
- 東京都国立市に移築
- 2018年
- 第6回 陶美展審査委員
- 2019年
- 第59回 東日本伝統工芸展鑑審査委員
- 2021年
- 第61回 東日本伝統工芸展鑑査委員
第49回 日本工芸会陶芸部会展鑑査員 - 2022年
- 第62回 東日本伝統工芸展鑑査委員
- 2023年
- 第63回 東日本伝統工芸展鑑査員
- 2001年
- 第33回 日展初出品初入選
- 2002年
- 第42回 東日本伝統工芸展(43.44.46.47.48.49.50.51.53.54.55.56.57.58.59.60.6162.63.64.65回)
- 第49回 日本伝統工芸展初出品初入選(50.51.53.55.56.57.59.60.61.62.63.65.66.67.68.69.70回)
- 2003年
- 第17回 日本陶芸展初出品初入選(21.22.23回)
- 2005年
- 第1回 菊池ビエンナーレ展初出品初入選
- 2005年
- 第43回 朝日陶芸展入選(45.46回)
- 2002年
- 第54回 千葉県美術展覧会『千葉県美術会賞』
第64回 一水会陶芸部公募展『西武賞』 - 2004年
- 第56回 千葉県美術展覧会『千葉県立美術館長賞』
- 2006年
- おおたき北海道陶芸展2006『北海道知事賞』
- 2008年
- おおたき北海道陶芸展2006『北海道新聞社賞』
- 2009年
- 一水会陶芸部公募展『一水会佳作賞』
- 2010年
- ルーシー・リー展開催記念陶芸コンテスト『審査員特別賞』 おおたき北海道陶芸展2010『伊達商工会議所会頭賞』
- 2011年
- 一水会陶芸部公募展『一水会賞(大賞)』
- 2013年
- 第53回 東日本伝統工芸展『朝日新聞社賞(優秀賞)』
第5回 菊池ビエンナーレ展『奨励賞』 - 2014年
- 現在形の陶芸 萩大賞展III『佳作賞』
第2回 陶美展『日本陶芸美術協会賞(大賞)』 - 2019年
- 第10回世界陶磁ビエンナーレ『Excellence Prize(優秀賞)』
- 2023年
- 第10回 陶美展『オーディエンス賞』
- 2025年
- 第12回 陶美展『多治見文化工房ギャラリーヴォィス賞(特別賞)』『オーディエンス賞』所 蔵
- 宮内庁・中華民国高雄市・Korea Ceramic Foundation・MOA美術館・茨城県陶芸美術館・緑ヶ丘美術館
現 在
日本工芸会正会員・日本工芸会東日本支部常任幹事・日本工芸会東日本支部陶芸部会長
日本工芸会陶芸部会幹事・日本陶芸美術協会幹事・千葉県美術会準依嘱
高齢者アクティビティインストラクター
日本工芸会正会員・日本工芸会東日本支部常任幹事・日本工芸会東日本支部陶芸部会長
日本工芸会陶芸部会幹事・日本陶芸美術協会幹事・千葉県美術会準依嘱
高齢者アクティビティインストラクター
■公益社団法人日本工芸会東日本支部・株式会社4D
電話番号:042-513-4091(4D 担当:雨宮)
[販売について]
作品は銀座 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売いたします。
店頭:5月3日(土) 10:30~販売開始
オンライン:5月7日(水)10:30~販売開始 会期後順次公開いたします。
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
作品は銀座 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売いたします。
店頭:5月3日(土) 10:30~販売開始
オンライン:
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
築地久弥作品はこちら
- 会期 2025年5月3日(土) - 2025年5月23日(金)※終了日は変更になる場合があります。
- 時間 当店Webサイトをご確認ください。※最終日は17時まで
- 場所 銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 協力 公益社団法人日本工芸会東日本支部・株式会社4D
- 問い合わせ先 03-3575-7755