【フェア】尊ぶ絵。
―生きとし生けるものへのまなざし。
アート
BOOK(アート) 2019年03月03日(日) - 04月30日(火)
東京の原宿に位置する浮世絵専門の美術館 太田記念美術館にて、明治末~昭和にかけて活躍した、花鳥画の絵師「小原古邨」の展覧会が開催中です。
海外にコレクターが多い古邨ですが、日本では紹介される機会も少なく、知る人ぞ知る絵師でした。しかし、茅ヶ崎市美術館での「小原古邨展―花と鳥のエデン―」の開催がきっかけとなり、飛ぶ鳥を落とす勢いで、人気が高まっています。
花鳥画は中国で体系化されたのち、朝鮮や日本にも広まりました。花や鳥に限らず、草木、虫、水生生物、そして小動物にいたるまで、地球のすみずみに眼をむけて、小さきものたちの生命を描いた絵画だと言えるでしょう。
それは、まさに生命を尊ぶ絵。
今回は、小原古邨を中心に、花鳥に眼をむけた画家の本を集めました。
春はもうすぐそこです。
新しい命が芽吹く季節を前に、さまざまな人が描いてきた生きとし生けるものたちに出会い、生命の躍動を感じていただきたいです。
新しい命が芽吹く季節を前に、さまざまな人が描いてきた生きとし生けるものたちに出会い、生命の躍動を感じていただきたいです。
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【展覧会情報】
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- 会期 2019年3月3日(日) - 4月30日(火)
- 時間 10:00~22:30(営業時間)
- 場所 BOOK(アート)
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3575-7755