【フェア】『李公麟「五馬図」』

アート
BOOK(アート) 2019年04月09日(火) - 05月10日(金)
『李公麟「五馬図」』は、北宋時代を代表する画家・李公麟(りこうりん/1049~1106)によって描かれ、中国の歴代王朝で“神品”として愛蔵された「五馬図」を原寸で紹介する、唯一無二の画集です。

「五馬図」は、戦前に一度公開されたものの、約80年近く行方知れずになっていた幻の作品で、今年1月に東京国立博物館「顔真卿展」でお披露目されました。

原寸図の他に縮尺全図、拡大部分図を収録し、その魅力を余すところなく伝えます。また、中国美術史の第一人者・板倉聖哲氏(東京大学東洋文化研究所教授)による詳細な解説を掲載。豊富な挿図とともに、「五馬図」誕生の歴史的背景、後世に与えた多大な影響を丁寧にたどります。
 
古美術撮影では日本随一の写真家による撮下ろしに、世界的デザイナー・原研哉氏による装幀、墨の線と淡い彩色を忠実に再現した印刷。最高の布陣を敷いて仕上げた画集です。
 
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■書籍の紹介
板倉聖哲[編]『李公麟「五馬図」』

体裁:A3判 上製 84頁 スリーブケース入り
価格:30,240円/税込
ISBN:978-4-904702-75-8 C1071
撮影:城野誠治
ブックデザイン:原研哉+大橋香菜子
 
内容構成
・図版 李公麟筆「五馬図巻」 原寸・縮尺全図・拡大部分図
・論文 板倉聖哲「李公麟筆「五馬図巻」の史的位置」
*年表・主要関連文献・中国語対訳(繁体字)・英文サマリー付
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【編者プロフィール】
板倉 聖哲(いたくら まさあき)
1965年、千葉県生まれ。1988年、東京大学大学院人文科学研究科美術史学専攻、博士後期課程中退。大和文華館学芸部部員、東京大学東洋文化研究所助教授を経て、現在、同教授。研究領域は中国を中心とした東アジア絵画史。
[編著]『南宋絵画 才情雅致の世界』展図録(監修・共著)根津美術館、『講座日本美術史 第2巻 形態の伝承』(編・共著)『中国絵画総合図録三編 第1~5巻』(共編)『描かれた都─開封・杭州・京都・江戸』(共著)東京大学出版会、『日本美術全集第6巻 東アジアの中の日本美術』小学館、他。
 
  • 会期 2019年4月8日(月) - 5月10日(金)
  • 時間 10:00~22:30(営業時間)
  • 場所 BOOK(アート)
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
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