【中止】【トークイベント】『お買い物は楽しむため』佐藤繭香×菅靖子×神野由紀

文芸
BOOK EVENT SPACE 2020年 03月12日(木)
3月中に開催されます本イベントは、感染症拡散防止の目的から開催が中止となります。
ご応募いただいておりました皆さまには誠に申し訳ございません。

 
ロンドンのウェストエンドを舞台に、買い物がどのように、女性のものとしてジェンダー化されていったのかを読み解く、新刊書籍『お買い物は楽しむため』(彩流社)の刊行を記念したトークイベントを開催いたします。
 
 『お買い物は楽しむため』には、「夫の許可なく買い物をする妻たち」「裕福な女性のふりをして小売業者をだます下層階級の買い物客たち」「レストラン等を経営する女性経営者たち」そして「ショーウィンドウを粉々に砕いた女性参政権活動家たち」等、商業空間を利用する女性たちが登場します。
 
 監訳者の佐藤繭香さん、菅靖子さんに、日本の百貨店、消費とジェンダーの文化研究がご専門の神野由紀さんをお迎えして、ウェストエンド同様、ショッピングの中心地である銀座にふさわしい「お買い物」トークをお楽しみください。
 
[対象書籍のご紹介]
『お買い物は楽しむため』エリカ・ダイアン・ラパポート著 佐藤繭香 × 菅靖子 ×成田芙美監訳
おしゃれな女性なら誰でも出かける、魅惑のロンドン、ウェストエンド !
 
お買い物は女性の気晴らし?
どのようにウェストエンドは、 「大量消費の場」、「買い物と娯楽の中心」となり、 中・上流階級の女性の娯楽、社交生活、政治の拠点となったのか──。
──百貨店の誕生から、既婚女性財産法、フェミニストの運動、
 演劇と女性のショッピングとの結びつき、そして、ショーウィンドウを粉々に割った女性参政権運動まで──
 
 19世紀~20世紀初めのロンドンで、 女性たちがどのように「家庭」という女性の領域から、 「街」という公的領域に飛び出し、ショッピング(娯楽)を楽しむようになったのかを明らかにする。
 経済と文化における女性の役割の本質を理解する、19世紀イギリス史(特にジェンダー史、消費文化史)研究の必読書! 

[参加条件]
銀座 蔦屋書店にて下記の商品をご購入いただいた方にご参加いただけます。
・イベント参加券 1,500円/税込
・イベント参加対象商品書籍『お買い物は楽しむため』 5,280円/税込
 
[申込方法]
・店頭
・お電話 03-3575-7755
・オンラインショップ
 
[注意事項]
*参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前からで入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*イベント参加者によるイベントの模様の撮影、録音、記事化はお断りしています。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
 
[プロフィール]
佐藤 繭香 (さとう まゆか)
麗澤大学外国語学部准教授
専門は、イギリス近現代史、ジェンダー史。
著書に、『イギリス女性参政権運動とプロパガンダ──エドワード朝の視覚的表象と女性像』(彩流社、2017)、『欲ばりな女たち──近現代イギリス女性史論集』(共編著、彩流社、2013)など。
 
菅 靖子 (すが やすこ)
津田塾大学学芸学部教授
専門は、デザイン史、近現代イギリス史、日英交流史。
著書に、『イギリスの社会とデザイン──モリスとモダニズムの政治学』(彩流社、2005)、『モダニズムとデザイン戦略──イギリスの広報政策』(ブリュッケ、2008)、『ヨーロッパの歴史〈2〉植物からみるヨーロッパの歴史』(共著、放送大学教育振興会、2015)など。
 
神野 由紀 (じんの ゆき)
関東学院大学人間環境学部教授
専門は、近現代日本のデザイン文化史。
著書に、『子どもをめぐるデザインと近代──拡大する商品世界』(世界思想社、2011)、『百貨店で〈趣味〉を買う──大衆消文化の近代』(吉川弘文館、2015)、『趣味とジェンダー──〈手づくり〉と〈自作〉の近代』(共編著、青弓社、2019)など。
  • 会期 2020年3月12日(木)
  • 時間 19:00~21:00
  • 場所 BOOK EVENT SPACE
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 定員 50名
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
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