木内 貴志 「キウチミュージックヒストリー1973 − 2021」作品展示
京都岡崎 蔦屋書店店内にて、木内貴志氏による展示を開催中です。
お近くにお寄りの際はぜひご覧くださいませ。
〈作品概要〉
「キウチミュージックヒストリー1973〜2021」
自身が生まれて物心ついた頃から現在まで、様々な場所で音楽を聴いてきた、その「聴き方」に焦点を当てた、「音楽聴史」を文章とビジュアルで表現します。と言っても、聴いてきた音楽の内容等ではなく、どのような物を使って聴いてきたのか?という部分にスポットを当てた作品です。
具体的には、過去、個人的に使ってきたステレオ、ラジカセ、プレイヤーや、ソフト(レコード、カセットテープ、CD等)を挙げ、それらのビジュアルと文章を、自身の思春期に最も使用していたカセットテープのケース、ラベル、カセット収納を利用して表現します。カセットテープ40本収納できるアイテムを使い、ケースのレベル1つに1テーマ、ビジュアルと文章(ラベルに曲タイトルのように箇条書き)し、それを展示します。
〈木内貴志(きうちたかし)プロフィール〉
1973年京都市生まれ。成安造形大学造形美術科造形表現群洋画クラス修了。同研究生修了。
手法や作風を限定せず、絵画や立体はもとより、企画性の強いイベント的行為作品など、様々な表現で社会や制度と個人の問題を作品化し「キウチズム」なる個人イズムの確立を追求している。
主な個展に『キウチ芸術センター展』(京都芸術センター、京都、2018)『琳派四〇一年記念 リンパなキウチ展』(Gallery PARC、京都、2016)など。主なグループ展に「Drawing Exhibition 2017」(C.A.P KOBE STUDIO Y3、神戸、2017)など。
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協力:一般社団法人HAPS
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