【ギャラリーENウォール】際恵理 個展「春信 / Shunshin」
《春信》H910×W727mm/キャンバスにアクリル絵の具、レジン/2026
- ・概要
「心の中にいる小さな子」をテーマに制作するアーティスト 際恵理による個展「春信/Shunshin」を店内のGALLERY EN ウォールにて開催します。「春信」とは、春の訪れや、春の花が咲いたことを知らせる言葉です。「春信」を祝して、縁起のよいモチーフを扱ったアクリル画を中心に展示するほか、Tシャツ、陶器オブジェ、ステッカーなどのグッズを販売します。また、会期中には、ライブペインティングイベントも実施します。まさに「春信」の季節の京都にて、際恵理の作品世界をどうぞお楽しみください。
《face#37》H400×W400mm/キャンバスにアクリル絵の具、レジン/2026
際は地元である富山県に日常的に根付いている、仏教や神道の教えに影響を受けてきました。「諸行無常」「内観」「受容」といった思想は、人々に寄り添い、そっと背中を押す作品を生み出したいという気持ちの原動力になっています。
- ・本展によせて
祖父母の家には、恵比寿さまや獅子頭、だるまといった縁起物が、当たり前のように生活に溶け込んでいました。本来「縁起」とは、すべての存在が無数の因縁によって支え合い、成り立っている世界そのものを指します。
私は制作において、この東洋的な世界観を「色」に置き換えて考えています。私にとって色とは、人の持つ多面的な側面の表れです。一人の人間の中に、強さと弱さ、明るさと暗さが同居するように、画面上にあえて「補色」という対立する色を置く。そして、それらが反発するのではなく、互いに響き合い、一つの風景として調和する構成を目指しています。それは、清濁あわせ持つ自分自身を許し、内なる「小さな子」―仏教で言う仏性のような、ありのままの純粋な領域―と静かに対話する時間でもあります。
本展「春信」で描くのは、そうした色彩の調和の先に訪れる、春の兆しです。 異なる色が混ざり合いながら光を成すように。 この絵画が、観る方の心にある複雑な感情を優しく包み込み、新たな季節の訪れを告げる「縁(よすが)」となれば幸いです。(際恵理)

(写真左から)《小さい子VASE》陶、釉薬 /《大吉手ぬぐい》
- ・ライブペインティングについて
日程 3月21日(土) 13:00~14:00
場所 京都岡崎 蔦屋書店内 GALLERY EN ウォール
詳細は追ってご案内します。
- ・作品販売について
展示作品は3月14日(土)10:00より、店頭にて販売します。また、一部の作品はアートのオンラインマーケットプレイス「OIL」でも、3月16日(月)11:00から4月7日(火)23:59までご購入いただけます。
\オンラインストアで購入する/
- アーティストプロフィール
際 恵理 KIWA ERI
アーティスト。富山県生まれ。幼少期の体験やアニメーションからの影響をもとに、イラストレーション、絵画、陶芸作品を制作する。「心の中にいる小さな子」をモチーフに、内面の揺らぎや感情と向き合う表現を続けている。
主な展示に、個展『ゆらゆら』(代官山 蔦屋書店、2025)、『八木勇征 with 一人十色アート展』(渋谷キャスト、2025)など。パッケージデザインやTシャツ、文具などのプロダクトも手がける。
- ・イベント概要
際恵理 個展「春信/Shunshin」
日程:2026年3月14日(土)~4月7日(火)
時間:10:00〜20:00
場所:京都岡崎 蔦屋書店 GALLERY EN ウォール
主催:京都岡崎 蔦屋書店
お問い合わせ先:Tel.075-754-0008(営業時間内)