【展示】菅原玄奨 展
展示・展覧会
2023年10月17日(火) - 01月29日(月)
概要
他者の存在をテーマに、彫刻における塑造技法を⽤いて、匿名的な⼈物像を制作しています。消費的なファッションをまとって記号化されていく現代⼈の⾝体をかたどり、わずかな触覚性と匿名性を強調した作品は、移ろいゆく現代の表層や実態の拠りどころのなさを内包します。
本企画では、⼈物像と等しく、内部構造が空洞化している様々なオブジェクトと並列に展⽰することで、表⾯と内⾯、静と動といった両義性を強調し、ショーケース全体を使ったインスタレーションとしての展開を試みます。
アーティストプロフィール
菅原玄奨/Gensho Sugahara
菅原玄奨は1993 年東京都生まれ。
2016 年に東京造形大学造形学部彫刻専攻領域を卒業、18 年に同大学院造形研究科美術専攻領域を修了。
「テクスチャーと触覚性」をテーマに、FRP(繊維強化プラスチック)や粘土を主な素材とした彫刻作品を発表している。
消費的なファッションをまとって記号化されていく現代人の身体をかたどり、わずかな触覚性と匿名性を強調した作品は、移ろいゆく現代の表層や実態の拠りどころのなさを内包する。
主な個展に、「Superficial Sensation」(Gallery FOMO、台北、2021)、「anonym」(EUKARYOTE、東京、2020)、「invisible」(TAV gallery、東京、2016)。
グループ展に、「空の器-An Empty Vessel-」(MA2 GALLERY、東京、2021)、「遊歩する分人」 (GASBON METABOLISM、山梨、2023)、など。17 年に「群馬青年ビエンナーレ」奨励賞を受賞。
販売について
会場展示作品は、10月17 日(火)10:00より店頭販売開始。
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
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会期終了後から販売開始
- 会期 2023年10月17日(火)~1月29日(月)
- 時間 10:00~20:00 ※最終日のみ18時閉場
- 会場 京都 蔦屋書店 6F アートショーケース
- 主催 京都 蔦屋書店
- 入場 無料
- お問い合わせ 075-606-4525(営業時間内)kyoto.info@ttclifestyle.co.jp