【展示】京都を拠点に活躍する書家・稻⽥宗哉による近作展「⽂字の⾻格を動く」を12⽉28⽇(⽊)より開催。

展示・展覧会
2023年12月28日(木) - 01月14日(日)
京都 蔦屋書店では、2023年12⽉28⽇(⽊)〜2024年1⽉14⽇(⽇)の期間、6F アートスクエアにて書家・稻⽥宗哉による近作展「⽂字の⾻格を動く」を開催します。
 
 
 
概要
稻⽥宗哉は、1949年京都府宇治市⽣まれ、23歳の時に、戦後⽇本の書芸術を牽引した書家・森⽥⼦⿓に師事しました。師の没後、墨⼈会の代表を務めています。稻⽥は、「書は⽣き⽅の結実である」「創作は歴史の結実 社会の表現でありながら私⾃⾝の具現でもあるもの」という森⽥⼦⿓の想いを受け継ぎ、選び取った⽂字の⾻格を、筆とひとつとなり⾝体全体を使って⼀気に書き切っています。そこには、まるで⽂字に命が吹き込まれたかのようなエネルギーと躍動感があります。⽂字の⾻格を「どう動ききるか」を⼤きな課題としながら、今なお、試⾏錯誤を続ける稻⽥宗哉の、命の躍動が形を結んだ作品を、ぜひ本展にてご堪能ください。
 
 
 
販売について
会場展⽰作品は、会場にて12⽉28⽇(⽊)13:00より販売開始します。
アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」では、12⽉28⽇(⽊)13:00〜2024年1⽉14⽇(⽇)18:00の期間に販売します。
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
 
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販売期間|2023年12⽉28⽇(木)13:00~2024年1月14日(日)18:00
 
 
本展に寄せて
ー⽂字の⾻格を動くー
古来、「書は⼈なり」「書は⼼画なり」という。
「書は⽂字を書くことを場として、内のいのちの躍動が外におどり出て形を結んだものである」という我師 森⽥⼦⿓の書理論の⾻髄は不変の真理であリます。
書の道(墨⼈会)に⼊って50数年、私の全存在は、線に、空間に、その作品にあるやなしや。
作品として⽣まれた出た⽂字の形はその⽂字の⾻格を動くことによって成り⽴つ。
筆、紙(紙⾯)、墨、そのなかでも筆と⼰⾃⾝との問題は⼤きな拘束でもあり、⾃⼰⾰新への恵まれた場でもあります。全⼼⾝をかたむけ、筆と⼀つになっての動き、その動きは深く、⾼く、新鮮に。起筆から終筆までの、「なにものにもとらわれない動き」、「どう動ききるか」、いまもってしても難中の難であります。この⼀点をおろそかにしては根源的⽣命は造形することはできないと思います。

2023年12⽉
墨⼈ 稻⽥ 宗哉
 
 
プロフィール
 
 
稻⽥宗哉(SOSAI INADA)

〈略歴〉
1949年 京都宇治に⽣まれる
1972年 初めて墨⼈展に出品する(京都市美術館)
1972年 森⽥⼦⿓に正式に師事する
1984年 墨⼈会会員となる(現在墨⼈会代表)
2019年 個展 “墨⼈ 稻⽥宗哉書作展” 開催(京都⽂化博物館)
2019年 『⾃選作品集』第2集刊⾏
2023年 森⽥⼦⿓・稻⽥宗哉師弟展(銀座・永井画廊)
2023年 稻⽥宗哉近作展(京都髙島屋S.C.[T8]内 京都 蔦屋書店 6F アートスクエア)
2023年 現在に⾄る

〈主な編集〉
『森⽥⼦⿓ 臨書選』 I、II、Ⅲ刊⾏(2003、2004、2005年)蒼⿓社
『森⽥⼦⿓全作品集1952-1998』発刊(2019年)蒼⿓社
 
 
展⽰詳細
「稻⽥宗哉 近作展 ⽂字の⾻格を動く」
会期|2023年12⽉28⽇(⽊)〜2024年1⽉14⽇(⽇)
会場|京都 蔦屋書店 6F アートスクエア
⼊場|無料
時間|10:00〜20:00 ※最終⽇は18時閉場
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
※12⽉31⽇(⽇)は18時閉館、2024年1⽉1⽇(⽉)は休館となります。
 
 
 
  • 会期 2023年12⽉28⽇(⽊)〜2024年1⽉14⽇(⽇)※2024年1⽉1⽇(⽉)は施設休館
  • 時間 10:00~20:00 ※12⽉31⽇(⽇)は18時閉館※最終⽇は18時閉場
  • 会場 京都 蔦屋書店 6F アートスクエア
  • 主催 京都 蔦屋書店
  • ⼊場 無料
  • お問い合わせ 075-606-4525(営業時間内) kyoto.info@ttclifestyle.co.jp

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