2023年9月に青幻舎より刊行された『秘宝館』『ラブホテル』の著者である都築響一さんをお迎えしてトークショーを開催します。

 

1970年代～観光地に誕生したオトナの娯楽施設「秘宝館」。
遊びごころというにはあまりにもアーティスティックな性のアミューズメントパークは現在ではほぼ残っておらず、写真で見る機会すらもなかなかありません。

 

「ラブホテル」それは色香にむせる愛の空間。
クリエイティビティ溢れる内装は常に新しさと驚きを提示し、時には行為よりも空間そのものに夢中にさせる魅力があります。

エロって恥ずかしいことなのでしょうか。情熱的で、退廃的で、不思議で、わくわくどきどきする楽しいことでもあるはずです。
そんなエロのすばらしさを具現化した秘宝館とラブホテル。
このトークショーが昭和・平成の忘れ去られた日本の文化遺産の魅力を見つめ直す機会となれば幸いです。

 

 

  1956年東京生まれ。1976年から1986年まで「POPEYE」「BRUTUS」誌で現代美術・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、1980年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』を刊行。1997年、『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている。

 

 

日時｜2024年1月28日（日）18:00～20 :00 ※17:40より開場
会場｜京都 蔦屋書店 ６F シェアラウンジ
主催｜京都 蔦屋書店
定員｜50名
参加方法｜お申込みはこちら