【展示】時間の堆積と境界を描き出す、前田紗希「constancy of space」を2月27日（火）より開催。

展示・展覧会

2024年02月27日(火) - 03月15日(金)

京都蔦屋書店では、2024年2月27日（火）～3月15日（金）に、6F アートウォールにて、前田紗希個展「constancy of space」を開催します。

▼アーティストステートメント
▼アーティストプロフィール
▼販売について
▼ARTISTS' FAIR KYOTO：SATELLITE 2024

概要

前田紗希は、時間の堆積と境界をコンセプトに、一貫して抽象画を追求しているアーティストです。ペインティングナイフのみで油絵具を何十層にも重ねては削ることで、継続する時間の中で交わらない境界を表現しています。今回は「constancy of space（空間の恒常性）」と題して、「絵の具を何度も重ねることで現れる、線や面の関係とその恒常性は、絵画から空間へと延長する」ことを主張します。徹底的に温かみを排除し、多角形の中で最も単純な三角形が構成する画面からは、絵画が中心となって空間が変化することへの認識を生み出します。

※本展は「ARTISTS' FAIR KYOTO 2024」のサテライト企画展覧会として開催いたします。

アーティストステートメント

恒常性を保つようにバランスを取ることを繰り返す画面は、光と関係し合い、画面上から空間における線や面への拡張を想起させる。絵画を消失点として、交じり合わずとも関係性を持ち、相互関係を築く。世界が反応の連鎖によって構成されていくことは、個となる最小単位の幾何学形態からも見えることを提示する。

前田紗希

アーティストプロフィール

前田紗希 Saki Maeda

1993年福井県生まれ。2015年京都芸術大学美術工芸学科油画コース卒業。

●近年の個展
2021年「convergence-boundary」（Artist-in-Residence賀茂なす/京都）
2022年「Accumulating as we pass by」（YUKIKOMIZUTANI/東京）

●アートフェア、グループ展
2018年「アートフェア東京2018」（東京国際フォーラム, MISA SHIN GALLERY/東京）
2021年「Contemporary Art Fair at HANKYU LUX -Game Changer-」（阪急うめだ/大阪）、「CADAN ROPPONGI presented by Audi」（Hills Cafe/Space/東京）。
その他「Art Basel Hong Kong 2023, 2024」にMISA SHIN GALLERYより出展。

販売について

会場展示作品は、2月27日（火）10：00より販売します。

~~アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」では、3月4日（月）10：00より3月15日（金）17：00の期間販売いたします。~~

［訂正　3/2］オンラインでの販売はございませんでしたので、訂正いたしました。

※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。

ARTISTS' FAIR KYOTO：SATELLITE 2024

本展は「ARTISTS' FAIR KYOTO 2024」のサテライト企画展覧会として開催いたします。

京都蔦屋書店はARTISTS’ FAIR KYOTOのコンセプトに共感し、京都から発信するアートシーンをともに盛り上げるため、作家、ARTISTS’ FAIR KYOTOとコラボレーションしています。ARTISTS’ FAIR KYOTOの詳細は以下URLよりご確認ください。

▶https://artists-fair.kyoto/

展覧会詳細

前田紗希「constancy of space」

会期｜2024年2月27日（火）～3月15日（金）
時間｜10：00～20：00　※最終日のみ17時閉場
会場｜京都蔦屋書店 6F アートウォール
主催｜京都蔦屋書店
入場｜無料
お問い合わせ｜075-606-4525（営業時間内）/kyoto.info@ttclifestyle.co.jp