【イベント】トーク&ブックサイニング:榮榮&映里「中国写真集のはじまりといま」

写真
2024年 04月17日(水)
概要
本トークイベントでは、写真家ユニット、榮榮&映里が中国の写真集のこれまでの動向を追いながら、彼らがどのような写真集制作を進めてきたかを語る。

90年代の中国で、榮榮(RongRong)と劉錚(LiuZheng)によって作られた手製のコピー誌「NEWPHOTO」は、若い写真家達が実験的で前衛的な表現を実現する中で生まれ、中国現代写真の発展に大きな影響を及ぼした。2007年に誕生した写真のための複合施設「三影堂摂影芸術中心」も、私家本や出版物に重きをおき、多くの写真関連書籍を生み出してきた。

その当事者である榮榮&映里に、赤々舎の姫野希美氏を迎え、中国の写真集の過去と現在について語り合う。
 
 
イベント詳細
榮榮&映里「中国写真集のはじまりといま」

【開催場所】
京都高島屋 S.C. T8 6F『京都 蔦屋書店 SHARE LOUNGE』
(〒600-8002 京都市下京区四条通寺町東入2丁目御旅町35)

【開催日時】
2024/4/17(水)
開始:19:00 ※18:40より受付開始
終了:20:30 ※予定

【参加費】
¥1,100 
※シェアラウンジの飲食物をご利用されたい場合は別途利用料金がかかります。
お席に空きがある場合は当日参加も可能です。確実にご覧になりたい方はお早目にお申込みください。

【参加方法】
お申込みはこちら

 
 
登壇者プロフィール
榮榮&映里
(写真家/三影堂撮影芸術中心[北京・厦門]創設者/ジメイ x アルル国際写真祭 発起人)

中国写真芸術の先駆者である榮榮(1968年生)と、日本人写真家の映里(1973年生)は2000年より、「榮榮&映里」として北京で共同制作を開始。中国における写真表現のけん引役を担っている。2007年、中国・北京の草場地に中国初となる写真専門の現代写真センター「三影堂撮影芸術中心」を設立。中国における現代写真芸術の発掘、普及、発展のためのプラットフォームとなることを目指し、年間を通して様々な展覧会やプログラムを行っている。 2012年から2014年にかけ、新潟の原始の自然の中で圧倒的な水の生命環に影響を受け《妻有物語》を制作して以来、「生命の水」の存在が創作の根底に流れているという。 2015年には京都に移住。歴史、文化、風土が複合し重層的な景観を生み出してきた千年の都「京都」の文化的景観の根底に、水循環が深く影響していることに着想を受け生まれた新作《即非京都》を発表する。

モデレーター:姫野希美(赤々舎代表取締役・ディレクター)
赤々舎代表取締役・ディレクター Founder and Director, AKAAKA Art Publishing Inc. 2006年に赤々舎を設立。写真集、美術書を中心に200冊余りの書籍を刊行。第33回木村伊兵衛賞の志賀理江子『CANARY』、岡田敦『I am』、第34回同賞の浅田政志『浅田家』、第35回同賞の高木こずえ『MID』『GROUND』、第38回同賞の百々新『対岸』、第40回同賞の石川竜一『絶景のポリフォニー』『okinawan portraits 2010-2012』、第43回同賞の藤岡亜弥『川はゆく』などがある。2018年より大阪芸術大学教授。
 
 
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2024 テーマ「SOURCE」について
源は初めであり、始まりであり、すべてのものの起源である。それは生命の創造であり、衝突が起きたり自由を手に入れたりする場所であり、 何かが発見され、生み出され、創造される空間である。 人生の分岐点にかかわらず、私たちは岐路に立っており、原点に戻るか、 新しいことを始めるかの間で揺れ動いている。 生命、愛、痛みのシンフォニーが響き渡るのは、この神聖な空間からなのだ。 その源で、無数の機会が手招きし、何か深い新しいものを約束してくれる。 2024年、KYOTOGRAPHIEは12の会場で13の展覧会を展開し、SOURCEを探求し、オルタナティブな未来を望む。

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 共同創設者/共同ディレクター
ルシール・レイボーズ&仲西祐介
 
 
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭について
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」は、世界屈指の文化都市・京都を舞台に開催される、日本でも数少ない国際的な写真祭です。一千年の長きにわたって伝統を守りながら、その一方で先端文化の発信地でもあり続けてきた京都。その京都がもっとも美しいといわれる春に開催されます。
日本および海外の重要作品や貴重な写真コレクションを、趣のある歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に展開し、ときに伝統工芸職人や最先端テクノロジーとのコラボレーションも実現するなど、京都ならではの特徴ある写真祭を目指します。
 
2011年の東日本大震災を受け、日本と海外の情報交換の稀薄さを私たちは目の当たりにしました。それはおのずと双方の情報を対等に受信発信する、文化的プラットフォームの必要性への確信となりました。日本はカメラやプリントの技術において世界を先導しているにもかかわらず、表現媒体としての「写真」はまだまだ評価されていません。私たちはここに着目し、「写真」の可能性を見据えるべく国際的フェスティバルをたちあげ、この世界が注目する伝統と革新の街「京都」で実現することを誓いました。
 
これまで多くの企業や団体、個人の皆様のみならず、市、府、国のご協力もいただきました。このフェスティバルの発展は皆様のご支援なくしてはありえません。国際的とはまだまだ言い難い日本と海外を対等に繋げるべく私たちは日々試行錯誤を重ねておりますが、同時に様々な出会いも生み出されています。私たちはそこから新しい価値が生まれてくることを信じ、このフェスティバルをさらに発展させるべく邁進します。
 
プログラム等、更なる詳細は公式ホームページをご覧ください。
https://www.kyotographie.jp/

【主催】
京都 蔦屋書店、KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭
 
 
 
  • 会期 2024年4月17日(水)
  • 時間 19:00~20:30 ※18:40より受付開始 
  • 会場 京都 蔦屋書店 6Fシェアラウンジ
  • 主催 京都 蔦屋書店、KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭
  • お問い合わせ 075-606-4525(営業時間内) kyoto.info@ttclifestyle.co.jp

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