【イベント】『ONIDAIMYO The Echoes of KYOTO』刊行記念トークイベント
アート
2025年 07月04日(金)
概要
京都芸術大学でともに教鞭を執る3名の作家、鬼頭健吾・大庭大介・名和晃平によるキュレーションユニット「鬼大名」の活動を通じて、ここ10余年の京都のアートシーンを振り返るアートブック『鬼大名 The Echoes of KYOTO』が上梓されました。
本書の刊行を記念して、京都 蔦屋書店にて鬼大名3名によるトークイベントを開催いたします。
2016年、「ホテル アンテルーム 京都」リニューアルのアートディレクションを手がける際に彼らが連携してからおよそ10年が経ち、この間に「鬼大名」が関わったプロジェクトは、展覧会から商業施設のアートディレクションまで多岐にわたります。これらの活動は、アート実践を通じて社会と教育をつなぎ、若手作家たちのエネルギーを活性化するとともに、アートマーケットで生き延びるための道筋を学生たちに伝えてきました。
本書の刊行を記念して、京都 蔦屋書店にて鬼大名3名によるトークイベントを開催いたします。
2016年、「ホテル アンテルーム 京都」リニューアルのアートディレクションを手がける際に彼らが連携してからおよそ10年が経ち、この間に「鬼大名」が関わったプロジェクトは、展覧会から商業施設のアートディレクションまで多岐にわたります。これらの活動は、アート実践を通じて社会と教育をつなぎ、若手作家たちのエネルギーを活性化するとともに、アートマーケットで生き延びるための道筋を学生たちに伝えてきました。
登壇者には書籍の著者である鬼大名の3人に加えて、書籍に掲載されている若手作家数名が加わる予定です。これまでの活動を振り返りながら、現在進行形で行われているアート実践の模様、若手作家たちの活動、京都を拠点にすることの意義などを語り合います。
登壇者プロフィール

鬼頭健吾
1977 愛知県生まれ
1999 アーティストによる自主運営スペース「アートスペースdot」の設立、運営に参加するなど名古屋芸術大学在学中から作家活動を開始
2001 名古屋芸術大学絵画科洋画コース卒業
2003 京都市立芸術大学大学院美術研究科油画修了
2008-2009 五島記念文化財団の助成を受け、ニューヨークに滞在
2010-2014 文化庁新進芸術家海外研修員、ベルリンに滞在
2015 帰国
現在 群馬県高崎市在住。京都芸術大学院教授。
1977 愛知県生まれ
1999 アーティストによる自主運営スペース「アートスペースdot」の設立、運営に参加するなど名古屋芸術大学在学中から作家活動を開始
2001 名古屋芸術大学絵画科洋画コース卒業
2003 京都市立芸術大学大学院美術研究科油画修了
2008-2009 五島記念文化財団の助成を受け、ニューヨークに滞在
2010-2014 文化庁新進芸術家海外研修員、ベルリンに滞在
2015 帰国
現在 群馬県高崎市在住。京都芸術大学院教授。
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ポートレート撮影:You Ishii
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大庭大介
1981年静岡県生まれ。画家。2007年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画分野修了。
絵画を「場」と捉え、「絵画=セカイ」を創造する。 「関係、偶然性、光、次元、行為」を手がかりに、東洋と西欧の絵画の歴史的手法を横断することにより絵画史を再考する。 自作の描画道具と、光により色彩が変化しつづける偏光顔料やホログラム顔料、地球外のマテリアルである隕石から抽出した絵具、 古代の顔料など、特殊な絵具を用い、過去、現在、未来の時間軸の創造を試みる。 それらは、必然性と偶然性を共存させた独自の方法論をもとに、私たちの目前で起こる多様な現象を構成するセカイを創造する。
1981年静岡県生まれ。画家。2007年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画分野修了。
絵画を「場」と捉え、「絵画=セカイ」を創造する。 「関係、偶然性、光、次元、行為」を手がかりに、東洋と西欧の絵画の歴史的手法を横断することにより絵画史を再考する。 自作の描画道具と、光により色彩が変化しつづける偏光顔料やホログラム顔料、地球外のマテリアルである隕石から抽出した絵具、 古代の顔料など、特殊な絵具を用い、過去、現在、未来の時間軸の創造を試みる。 それらは、必然性と偶然性を共存させた独自の方法論をもとに、私たちの目前で起こる多様な現象を構成するセカイを創造する。

名和晃平
彫刻家/Sandwich Inc. 代表/京都芸術大学教授。
1975年生まれ。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程 彫刻専攻修了。
2009年「Sandwich」を創設。感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル(細胞・粒)という概念を機軸として、2002年に情報化時代を象徴する「PixCell」シリーズを発表。生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング「Direction」やシリコーンオイルが空間に降り注ぐ「Force」、液面に現れる泡とグリッドの「Biomatrix」、そして泡そのものが巨大なボリュームに成長する「Foam」など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。近年では、アートパビリオン《洸庭》など、建築のプロジェクトも手がける。2015年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品《VESSEL》《 Mist》《 Planet [wanderer]》の三部作を制作。2018年にフランス・ルーヴル美術館ピラミッド内にて彫刻作品《Throne》を特別展示。2023年、フランス・セーヌ川のセガン島に高さ25mの屋外彫刻作品《Ether(Equality)》を恒久設置。2024年、ジャレとのコラボレーション4作目となるパフォーマンス作品《MIRAGE [transitory]》を福岡・博多で公演。2025年5月には、これを発展させた《Mirage》をスイス・ジュネーヴにて公演。
彫刻家/Sandwich Inc. 代表/京都芸術大学教授。
1975年生まれ。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程 彫刻専攻修了。
2009年「Sandwich」を創設。感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル(細胞・粒)という概念を機軸として、2002年に情報化時代を象徴する「PixCell」シリーズを発表。生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング「Direction」やシリコーンオイルが空間に降り注ぐ「Force」、液面に現れる泡とグリッドの「Biomatrix」、そして泡そのものが巨大なボリュームに成長する「Foam」など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。近年では、アートパビリオン《洸庭》など、建築のプロジェクトも手がける。2015年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品《VESSEL》《 Mist》《 Planet [wanderer]》の三部作を制作。2018年にフランス・ルーヴル美術館ピラミッド内にて彫刻作品《Throne》を特別展示。2023年、フランス・セーヌ川のセガン島に高さ25mの屋外彫刻作品《Ether(Equality)》を恒久設置。2024年、ジャレとのコラボレーション4作目となるパフォーマンス作品《MIRAGE [transitory]》を福岡・博多で公演。2025年5月には、これを発展させた《Mirage》をスイス・ジュネーヴにて公演。
書誌情報
『ONIDAIMYO The Echoes of KYOTO』
著者:鬼頭健吾、大庭大介、名和晃平
インタビュー:椿昇、ヤノベケンジ
発行:Sandwich Inc.
初版第一刷発行:2025年5月28日
印刷・製本:日本写真印刷コミュニケーションズ株式会
ISBN:978-4-9913310-1-5
定価:5,500円(税込)
インタビュー:椿昇、ヤノベケンジ
発行:Sandwich Inc.
初版第一刷発行:2025年5月28日
印刷・製本:日本写真印刷コミュニケーションズ株式会
ISBN:978-4-9913310-1-5
定価:5,500円(税込)
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イベントについて
■開催場所
京都 蔦屋書店 5F エキシビジョンスペース
■開催日時
2025年7月4日(金) 18:00~19:00
■参加料
店頭参加:無料
京都 蔦屋書店 5F エキシビジョンスペース
■開催日時
2025年7月4日(金) 18:00~19:00
■参加料
店頭参加:無料
店頭参加+書籍:5,500円(税込)
■対象書籍
鬼大名 The Echoes of KYOTO|5,500円(税込)
- 会期 2025年7月4日(金)
- 時間 18:00~19:00
- 会場 京都 蔦屋書店 5F エキシビジョンスペース
- 主催 京都 蔦屋書店
- 協力 Sandwich Inc. ORDINARY BOOKS
- 参加料 ①店頭参加:無料;②店頭参加+書籍:5,500円
- お問い合わせ 075-606-4525(営業時間内) kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
