【展示】松村咲希の個展「Viewpoint」を8月26日(火)より開催。多層的な視点で描いた風景画から、移り変わる社会や風景、交じり合う文化を思考を促す。
アート
2025年08月26日(火) - 09月15日(月)
松村咲希の個展「Viewpoint」を、6F アートウォールにて2025年8月26日(火)~9月15日(月・祝)の期間に開催します。
▼概要
▼展示詳細
概要
松村咲希は、スプレーワークやシルクスクリーンを用いたシャープで鮮やかな色面と、絵具の重なりによる凹凸を組み合わせた躍動感溢れる作品を手掛けています。彼女は絵画を通じて、私たちを取り巻く世界との関係を探求し、特に近年は「風景」に焦点を当てた作品を制作しています。本展では、故郷である長野県野沢温泉村の歴史や文化、学生時代を過ごした京都からインスピレーションを受けた3つのシリーズ、約10点の作品を展示します。それらの作品は、別の視点で捉えた複数のイメージを画面の中で組み合わせることで、移り変わる社会や風景、交じり合う文化に対する見方の再考を促します。
「Mountain」シリーズは、1910年頃にスキー技術の伝来とともに開発された故郷の山と、近い時代に描かれたセザンヌの「サント・ヴィクトワール山」のイメージ、さらに当時多角的な視点で絵画を描いたセザンヌの姿と、現在の自身の姿を重ねています。このシリーズは、風景画を通じて変化の中にあるものを見つめ直す第一歩として制作されました。
「Garden」シリーズは、西洋的な大型の抽象絵画を学んだ一方、京都の庭文化に影響を受けた盆栽や庭園、ミニチュア玩具などの小さなものにイメージを見出した小作品群で、想像を楽しむ東洋的な視点で描いています。
「Moon Phases」シリーズは、月面の地形を思わせる小さなジオラマのような作品群で、アート作品の売買と土地の売買とを重ね合わせたコンセプトも内包しています。

《Garden 13》H333×W333×D50mm(S4)木パネル、綿布、アクリル絵具 2025年

アーティストステートメント
私は、世界を感じる認識や感覚、その不可思議さを絵画に向けて制作しています。
近年は、特に「風景」というテーマを通して、自分の原風景から、現在の社会や環境とのつながりを意識するようになりました。出身地である長野県野沢温泉村の自然や風土、身体的な記憶が作品の色彩や絵画空間、質感に深く影響を与えています。
そうした身体的な記憶は作品の中で、目の前の風景、俯瞰、惑星の観測写真の利用、質感など、多様な情報を重ね合わせるような構成、盛り上げや、シルクスクリーン、スプレーワークなど複数の技法を重ね多様な空間や視点を描き出し、風景に対する私なりの「まなざし」を探っています。
絵画を通して、変わりゆく風土や社会のなかで、私たちを取り巻く世界との関係やあり方を探りたいと考えています。
近年は、特に「風景」というテーマを通して、自分の原風景から、現在の社会や環境とのつながりを意識するようになりました。出身地である長野県野沢温泉村の自然や風土、身体的な記憶が作品の色彩や絵画空間、質感に深く影響を与えています。
そうした身体的な記憶は作品の中で、目の前の風景、俯瞰、惑星の観測写真の利用、質感など、多様な情報を重ね合わせるような構成、盛り上げや、シルクスクリーン、スプレーワークなど複数の技法を重ね多様な空間や視点を描き出し、風景に対する私なりの「まなざし」を探っています。
絵画を通して、変わりゆく風土や社会のなかで、私たちを取り巻く世界との関係やあり方を探りたいと考えています。
松村咲希
販売について
展示作品は、会場にて8月26日(火)10:00より販売を開始します。
プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
アートのECプラットフォーム「OIL」では、8月29日(金)10:00~9月15日(月・祝)20:00の期間に販売します。
プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
アートのECプラットフォーム「OIL」では、8月29日(金)10:00~9月15日(月・祝)20:00の期間に販売します。
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プロフィール

松村咲希(Saki Matsumura)
京都を拠点に活動する画家。1993年長野県野沢温泉村生まれ。2015年京都造形芸術大学美術工芸学科油画コース卒業、卒業制作展奨励賞受賞。2017年同大学院修士課程修了。同年アートアワード東京丸の内選出。「UNKNOWN ASIA 2019」ではスポンサーDPH賞と審査員Benny au賞を受賞。作品はユニバーサルミュージックジャパン、三菱地所、DMG森精機などに収蔵。主な個展に2018年「SEEING THINGS」(DMOARTS)、2023年「絵肌にシュプール(GALLERY SCENA. by SHUKADO)ほか。国内外のグループ展やアートフェアに多数参加し、2024年には「Osaka Art&Design 2024 HANKYU ART FAIR」の阪急うめだ本店でのウィンドウ制作でインスタレーションに挑戦。活動の幅を広げ続けている。
展示詳細
松村咲希個展「Viewpoint」
会期|2025年8月26日(火)~9月15日(月・祝)
時間|10:00~20:00 ※最終日のみ17:00閉場
会場|京都 蔦屋書店 6F アートウォール
主催|京都 蔦屋書店
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)/kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
会期|2025年8月26日(火)~9月15日(月・祝)
時間|10:00~20:00 ※最終日のみ17:00閉場
会場|京都 蔦屋書店 6F アートウォール
主催|京都 蔦屋書店
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)/kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
- 会期 2025年8月26日(火)~9月15日(月・祝)
- 時間 10:00〜20:00 ※最終日のみ17:00閉場
- 会場 京都 蔦屋書店 6F アートウォール
- 主催 京都 蔦屋書店
- 入場 無料
- お問い合わせ 075-606-4525(営業時間内) kyoto.info@ttclifestyle.co.jp