【展覧会】神や自然現象をキャラクターを用いて描くアーティスト、金田涼子の個展を京都 蔦屋書店と銀座 蔦屋書店にて9月12日(金)より同時開催。

アート
2025年09月12日(金) - 10月06日(月)
京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都高島屋S.C.[T8]5F・6F)と銀座 蔦屋書店(東京都 中央区 GINZA SIX 6F)では、金田涼子の個展を2025年9月12日(金)~10月6日(月)の期間に同時開催します。
 
 
概要
金田涼子は、自然そのものや、神・自然現象といった人知を超えた存在を、キャラクターを用いて表現しています。日本画の表現と、マンガやアニメから影響を受けたキャラクター表現を掛け合わせた独自の作品世界は、国内にとどまらず海外からも人気を集めています。京都 蔦屋書店と銀座 蔦屋書店で同時開催となる本展では、日本各地を巡り、その土地に伝わる物語や文化をテーマにした新作を中心に展示します。
 
京都 蔦屋書店「灯のまにまに」
京都 蔦屋書店のメインビジュアル《おのころ》は、兵庫県南あわじ市・沼島に伝わる「国生み神話」からインスピレーションを受けた作品です。沼島は、イザナギ・イザナミの神話に登場する「おのころ島」であるという説があり、本作は金田が実際に沼島を訪れ、見聞きしたことをもとに描かれています。展示タイトル「灯のまにまに」とは、旅の途中に現れる風景や記憶を灯火に見立て、その小さな明かりに導かれながら、身を委ねていく姿を表しています。キャンバス作品を中心に、旅の記録ドローイングを合わせて17点展示します。
会期|2025年9月12日(金)~2025年10月6日(月)
時間|11:00~20:00 ※最終日のみ18:00閉場
会場|京都 蔦屋書店 5F エキシビジョンスペース
主催|京都 蔦屋書店
協力|HRD ART株式会社
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)/kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
 
銀座 蔦屋書店「島々のあとさき」
銀座 蔦屋書店での個展では、海の神として信仰されている宗像三女神の神話をはじめ、日本各地の風土や言い伝えに触れながら、それぞれの土地に息づく物語を描き留めた作品を中心に展示します。「島々のあとさき」という展示タイトルには、金田が旅の中で出会った島々や、そこに宿る物語、風土、人の営みなどが、過去・現在・未来と交わりながら浮かび上がってくるような感覚が込められています。キャンバス作品と陶芸作品を8点展示します。
会期|2025年9月12日(金)~2025年10月6日(月)
時間|10:30~20:00 ※最終日のみ18:00閉場
会場|銀座 蔦屋書店 アートスクエア
主催|銀座 蔦屋書店
協力|HRD ART株式会社
入場|無料
お問い合わせ|info.ginza@ccc.co.jp
 
アーティストステートメント
私は普段より、山や海などの自然そのものや、自然現象といった人知を超えた存在を、大小さまざまなキャラクターたちを描くことで表現しています。
今回は、京都 蔦屋書店と銀座 蔦屋書店での2ヶ所同時開催にあたり、日本各地を巡って、その土地に伝わる物語や文化をリサーチし、それらをもとに展示を構成しました。
 
京都展でのメインビジュアル《おのころ》は、兵庫県南あわじ市・沼島に伝わる国生み神話をもとにしています。沼島は、イザナギ・イザナミの神話に登場する「おのころ島」であるという説があり、本作では実際に沼島を訪れ、見聞きしたことをもとに描いています。展示タイトルの『灯のまにまに』とは、小さな明かりに導かれながら、旅の途中に現れる風景や記憶に身を委ねていく姿を表しています。神話や聖地に重なるような、日本の各地で拾い集めた微かな記憶のかけらを、灯火に見立てて紡ぎました。刻まれた時間とその場所の記憶をたどるように、ひとつひとつの作品に宿る物語に触れていただけたら幸いです。
 
銀座展でのメインビジュアルの《むなかた》は、福岡県宗像地方に伝わる宗像三女神の神話をもとに制作したものです。宗像の地に実際に訪れ、島を巡り、眺めた景色などを神話の物語と共に作品の中で描いています。
展示タイトル「島々のあとさき」には、旅の中で出会った島々や、そこに宿る物語、風土、人の営みなどが、過去・現在・未来と交わりながら浮かび上がってくるような感覚を込めています。「あとさき」という言葉には、時の流れや記憶の揺らぎ、訪れる以前と以後で変化する感覚や風景へのまなざし、そして物語の始まりと終わりのあわいをたゆたうような意味も込められています。
宗像三女神の神話をはじめ、日本各地の風土や言い伝えに触れながら、それぞれの土地に息づく物語を作品として描き留めました。重なりあう風景の気配に目を向けていただけたら幸いです。
 
金田涼子
 
販売について
展示作品は、会場にて9月12日(金)11:00より販売を開始します。
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
 
アーティストプロフィール
金田涼子
1991年 茨城県生まれ、2014年 横浜美術大学卒業
神や自然現象など人知を超えた存在を大小様々な女の子たちを描くことにより表現している。近年では日本の土着的な文化や日常的な気配などをテーマとした作品を多く制作。HRD ART株式会社がプロデュースとマネジメントおよびライセンス業務を担当している。2024年1月には高級機械式時計メーカー「FRANCK MULLER(フランクミュラー)」とのコラボレーションウォッチを発表した。2025年6月には中国最大級のエンターテイメント企業・ワンダ映画グループ(万達影視集団)のイベントにて、同グループでIPを手掛けるワンダグループ(万達集団)影時光のアートトイブランド「栖境Nestque」とのコラボレーションを発表し、上海のイベントに登壇した。
 
主な個展
2020年 「あめつち」(東京、Gallery Yukihira)
2021年「金烏玉兎」(北京、北京当代潮流芸術画廊 42ArtSpace)
2022年 「In Our Nature」(ロサンゼルス、Corey Helford Gallery)
2023年 『金田涼子 回顧展2020-2022 「幾星霜」』(台北、ホテル「美寓meistay」)
2023年 「雪月風花」(上海、上海宝龍美術館)
2023年 「Snow in The Summer」(ロンドン、The Dorothy Circus Gallery)
2023年 「from beyond the sea」(シンガポール、ARTTRIO Gallery)
2024年 「流るる星々の行方」(東京、銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM)
2024年 「とこしえの光」(広州、 W11美術館)
2024年 「Everlasting」(バンコク、Art Focus Bangkok)
2024年 「Memories of nature」(バンコク、Maison JE Bangkok)
2024年 「A Change of Scenery」(ロサンゼルス、Corey Helford Gallery)
 
 
  • 会期 2025年9月12日(金)~2025年10月6日(月)
  • 時間 10:00~20:00 ※最終日のみ18:00閉場
  • 会場 京都 蔦屋書店 5F エキシビジョンスペース
  • 主催 京都 蔦屋書店
  • 入場 無料
  • 協力 HRD ART株式会社
  • お問い合わせ 075-606-4525(営業時間内) kyoto.info@ttclifestyle.co.jp

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