【アート作品展示/販売のご案内】

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名和 晃平 Kohei Nawa
 

TRANS-SACRED DEER (G/P_CLOUD)
2020
H1320 w1350 d435 mm
mixed media
 
神鹿が雲に乗って春日の地に飛来する形は奈良の美術史のなかでも象徴であるが、
これは春日大社本殿第一殿の祭神である武甕槌命(たけみかづちのみこと) が鹿に乗って
鹿島から春日に影向したさまを表現している。
「Trans-Sacred Deer (g/p_cloud)」は、鎌倉-南北朝時代に制作されたとされる
“春日神鹿舎利厨子”の神鹿をモチーフに、3Dシステム上でデータを制作し、 木彫、
漆塗り、 箔押しなどの伝統的な技法によって作られた。
神鹿自身も雲のような形状となり、背の鞍の上には蓮華座に乗る火焔宝珠を奉安して
いる。 まるで神使が呼び寄せられたかのように、 永い時を超えて現世に姿を現す。

The shinroku- a deer serving as a messenger of the Gods-flying on a cloud to Kasuga
has been a symbolic image throughout the history of Nara art, and this work represents
Takemikazuchi, the deity enshrined in the First Hall of the Main Sanctuary at the
Kasugataisha Shrine, appearing in physical form riding on a deer from Kashima to Kasuga.
Trans-Sacred Deer (g/p cloud) was first created as data with a 3D modeling system, and
made using traditional techniques such as woodcarving, lacquer, and gold and platinum
leaf. Its motif is the shinroku deer depicted in the Kasuga Shinroku Shari Zushi sculpture,
which is deemed to have been made sometime between Japan's Kamakura Period and the
Northern and Southern Dynasties Period.
The deer in Trans-Sacred Deer (g/p cloud) has a cloud-like form, and the Kaen Houju
(flaming sacred jewel) is enshrined on top of a lotus pedestal mounted on the deer's saddle.
It is as if a messenger of the gods has been summoned and, spanning the ages, has now
appeared in this world.
 
こちらは展示のみとなります。
 

 

浜田兄弟「無垢のささくれ」

 


タイトル:無垢のささくれ
作者:浜田兄弟
サイズ:1760mm×1760mm
材質:土佐典具帖紙(和紙)
金額:9,438,000円(税込)
 
作者紹介
1977年生まれの浜田洋直と79年生まれの治が、人間国宝だった祖父から極薄の「土佐典具帖紙」手漉き技術を継承。
「浜田兄弟和紙製作所/HAMADAWASHI」を立ち上げ、その知識と技術を軸に、紙造りは元より、
和紙にまつわるデザインや新素材の開発、近年では和紙で建築の空間設計を手がけるなど、幅広い分野で根を張り活躍している。
 
浜田兄弟和紙製作所
定義ある土佐和紙と、自ら定義した和紙を製作する「浜田和紙」は、天保時代より高知県神谷に工房を構え、現在、和紙の人間国宝である祖父から技を継承した兄弟が浜田兄弟和紙製作所を設立し、その知識と技術を軸にとし、和紙作りは元より、紙にまつわるデザインや新素材の開発、近年では和紙で建築の空間設計を手がけるなど、幅広い分野で根を張り活躍している。浜田兄弟による作品の色彩とテクスチャーインスピレーションの根源は、生まれ育った環境にあり、それは自然風景だけでなく、人為的カルチャーの要素が強く反映されている。
 
「無垢のささくれ」
和紙の主原料である楮を下拵えしたものを、水のみで繊維を凝固させられるという、水素結合を用いて突起を形成し、接着剤等を使用せず完成させている。
作品コンセプト、無垢な物には棘がある。
無垢故に、脆くささくれだっていく儚い様を、白で色と光を与え表現する。
 
TOSATENGUJOUSHI(土佐典具帖紙)
日本三代和紙のひとつとされ、1000年以上の伝統を誇るのが高知県の土佐和紙。その中で世界で一番薄く(0.03mm)しなやかな和紙として知られる重要無形文化財「土佐典具帖紙」は、陽炎の羽とも呼ばれ、文化財修復欠かせないものであり、ボストン美術館の浮世絵、ルーブル美術館の所蔵作品やパリ国立図書館の書籍の修復、バチカン市国システィーナ礼拝堂のフレスコ画「最後の審判」/ミケランジェロ作の修復に使用されている。
 
 

 
AI+PARTY「GANGU」
 

タイトル:GANGU
作者:AIとクリエイティブ集団のPARTYが共同で制作
サイズ:H940mm×W650mm×D950mm
材質:ポリスチレン+コーティング加工
金額:11,649,000円(税込)
 
作者紹介
GANGUは、5歳児に相当する知性を持つAIと、アーティストである人間が共に創りあげたクルマのおもちゃです。
近い将来、AIは人々を脅かすものになるかもしれないと懸念されています。しかしここにいるGANGUは、AIの子供らしく新鮮な発想を見せてくれる、愛らしい存在です。
日本には、神道の八百万の神やアニミズムを背景に、あらゆるものは生きとし生けるものになるという思想があります。
人類にとって期待と不安が混じるAIという存在に対して、GANGUは一緒に遊ぶ仲間であったり、共に創るアーティストとしての未来を示しているのではないでしょうか。
 
 

 

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