【六本木ホラーショーケース -ARTICLE-】#000 六本木ホラーショーケース2022レポート

“活きのよいホラー映画、ご紹介いたします”

2022年の夏から秋にかけて、世界各地のエクストリームなホラー映画が日本で公開されました。
この惑星直列のような出来事に興奮し、六本木 蔦屋書店映像フロアではホラー映画を紹介する長期フェアを開催。
“六本木ホラーショーケース”
と銘打ち、公開日順にリレー形式でポスター展、関連グッズの販売やスタンプラリー、
また、多彩なゲストをお招きしたオンラインでの配信トークイベントも盛り上がりました。
 
■第一弾:2022/6/13-2022/7/3
『哭悲/THE SADNESS』
監督:ロブ・ジャバズ
公開日:2022/7/1

謎のウィルスの拡散と生じるパニックを描いた台湾映画。
刺激の強さでいうと、このフェアでも飛び抜けておりました。
ハードコアチョコレートとのコラボTシャツも販売し、幸先の良いスタートに。
 
 
■第二弾:2022/7/4-2022/7/25
『X エックス』
監督:タイ・ウェスト
公開日:2022/7/8

続いては、アメリカのスラッシャー映画。
『悪魔のいけにえ』など70年代のホラー映画にオマージュが捧げられた作品で、ジャンル好きには堪らないモノがありました。
続編となる『Pearl(原題)』『MaXXXine(原題)』の公開も待ち遠しいところです。
 
 
■第三弾:2022/7/26-2022/8/15
『女神の継承』
監督:バンジョン・ピサンタナクーン
公開日:2022/7/29

タイの祈祷師をテーマとしたモキュメンタリー映画。
ナ・ホンジン監督が『哭声/コクソン』の続編として構想したモノを、新たにタイを舞台にしてバンジョン・ピサンタナクーンが作り上げました。
こちらは急遽、監督と主演女優のナリルヤ・グルモンコルペチさんの来日が決まり、当店にもご来店。
監督に行ったインタビュー動画はこちらでご覧いただけます。
 

 ■第四弾:2022/8/16-2022/9/5
『オカルトの森へようこそ THE MOVIE』
監督:白石晃士
公開日:2022/8/27
日本からもモキュメンタリーホラーの第一人者、白石晃士監督作品が参戦!
今作は、WOWOWで放送されたドラマを劇場版として繋いだ作品。
何と言っても、これまでの白石作品を彷彿とさせるキャラクターや設定が詰め込まれており、集大成のような興奮がありました。
監督のサイン入りポスターも展示させて頂きました。
 
 
■第五弾:2022/9/6-2022/9/15
『ザ・ミソジニー』
監督:高橋洋
公開日:2022/9/9

続いても日本から、『女優霊』『リング』の脚本家としてJホラーの礎を築き、オルタナティブなホラー映画を切り開いている高橋洋監督の新作が登場。
洋館で行われていた芝居の稽古が、いくつものレイヤーを生み出していく、トリッキーでいて恐ろしい映画です。
主演でプロデュースも兼ねた河野知美さんと監督をお招きした配信トークショーを開催。
本編は配信終了しましたが、ダイジェストとこぼれトークはご覧いただけます。
 
 
■第六弾:2022/9/16-2022/10/6
『LAMB/ラム』
監督:ヴァルディミール・ヨハンソン
公開日:2022/9/23
ラストを飾るのは、アイスランドを舞台に、とある禁断を描いた作品。
A24が北米配給を手掛けたことで話題となり、日本でもヒットしました。
本国から日本公開のために来日したアダちゃんが来店!
配信トークショーではオルタナティブポスターを手掛けた大島依提亜さんとヒグチユウコさんの組み合わせでA24作品について語り尽くしていただきました。
こちらも配信は終了していますが、お顔出しされていないヒグチユウコさんのスペシャルな登壇方法をダイジェストで少しだけご覧いただけます。
 

 “ハリウッドから見た現代ホラーのコネクション”という相関図の最新版はこちら。
当店で独自に作成したホラー映画に関わる映画人の繋がりを可視化したモノです。
☝ ハリウッドから見た現代ホラーのコネクション 図解
 
☝ 英語版
 
劇場鑑賞半券の提示で押印するスタンプラリーの特典としてオリジナルブックカバーの配布を実施。
こちらは各作品の印象的なビジュアルを使用したデザインとなっています。
2022年は偶々公開が重なりましたが、その後も断続的に面白いホラー映画は公開されています。
今年は、『ハロウィン』の最終章やアリ・アスター監督の新作も公開が予定されています!
当店でも“六本木ホラーショーケース”として今年も作品を紹介していければと思います。
是非、ご期待ください。

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