【BOOK:おすすめ商品】奥山由之『Flowers』
BOOK
六本木 蔦屋書店 2F BOOK (写真) 2021年06月05日(土) - 07月30日(金)
ー花を媒介とした、亡き祖母との対話ー
写真家・奥山由之さんの最新作品集。
亡き祖母の家で、祖父の110フィルムを用いて撮影された美しい花々。生前の祖母を偲び、多くはなかった会話をあらためて紡ぐように、花を撮り重ねてきたといいます。また、その流れのなかに織り込まれる、古い家族アルバム、祖母と共にあった家や家具、そして今を咲く花という時間軸のグラデーションは、大判カメラのコンタクトシートや、35ミリ、ポラロイドなど、様々なフォーマットと手法によっても表出されています。一枚の写真における視線の重なり、全編を通じての視点のレイヤーは「flowers」の大きな試みであり、奥行き、眼差しや感覚の混交に、幅のある時間・歴史が息づいています。
本書に登場する花は、フラワークリエイター篠崎恵美(edenworks)さんにより提供された、棄てられてしまうはずだった花々です。時折登場する花瓶を持つ手、花を差し出す手 ─ 自身であり他者であるだろうその手は、それぞれの記憶に触れるものです
写真家・奥山由之さんの最新作品集。
亡き祖母の家で、祖父の110フィルムを用いて撮影された美しい花々。生前の祖母を偲び、多くはなかった会話をあらためて紡ぐように、花を撮り重ねてきたといいます。また、その流れのなかに織り込まれる、古い家族アルバム、祖母と共にあった家や家具、そして今を咲く花という時間軸のグラデーションは、大判カメラのコンタクトシートや、35ミリ、ポラロイドなど、様々なフォーマットと手法によっても表出されています。一枚の写真における視線の重なり、全編を通じての視点のレイヤーは「flowers」の大きな試みであり、奥行き、眼差しや感覚の混交に、幅のある時間・歴史が息づいています。
本書に登場する花は、フラワークリエイター篠崎恵美(edenworks)さんにより提供された、棄てられてしまうはずだった花々です。時折登場する花瓶を持つ手、花を差し出す手 ─ 自身であり他者であるだろうその手は、それぞれの記憶に触れるものです
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- 開催期間 2021年6月1日から2021年7月30日まで
- 場所 六本木 蔦屋書店 2F BOOK (写真)
- 主催 六本木 蔦屋書店