真夏の六本木でグリーンを楽しむ。4人のアーティストが彩るグループ展「GREEN CONSTANCY」
■概要
「植物」に対して深い目線で向き合い、独自の表現を発表する4人のアーティストが、六本木 蔦屋書店SHARE LOUNGE内に設置された14メートルを超える大きなアートウォールをグリーンに彩ります。
本展は、人間の“植物の普遍性”への憧憬に注目し、植物の力を感じていただく空間を生み出したいと考え、自然への愛やリスペクトを持ちながら制作を続ける4人の作家たちのグループ展として発表しています。
植物は、人間を含む動物が地球上で生きていく上で必要不可欠な存在であり、太古から人間は生活や医療などの側面でも、文化や芸術の側面でも植物を見て触れて飾り、肉体や精神を癒してきました。無意識であっても実は植物は人間にとって、母のような、友のような存在なのかもしれません。本展では、人間が植物を美しいと感じる理由、生命力やエネルギーに思いを巡らせ、楽しんでいただければと思います。
■作家プロフィール
・GIRUVI
GIRUVI(ギルビ)は自身が経験し影響を受けてきたグラフィティやスケートボードなどのストリートカルチャーをルーツに、ライフスタイルの中心となっている植物を融合させた作品を制作している。主にスプレーやシルクスクリーンを多用し表現する。主な個展に、「BOTARTNIZE Vol.6 -GIRUVI Screen Printing Exhibition-」(BOTANIZE OMOTESANDO、東京、2022)「GROW ON THE WALL」(MONKEY GALLERY、東京、2021)、グループ展に、「100人10」(東京ミッドタウン、2022)、「WHAT CAFE EXHIBITION vol.9」(WHAT CAFE、東京、2022)、「STREET MERGES ART」(TRiCERA MUSEUM、東京、2022)、など。「Independent Tokyo 2021」審査員特別賞などを受賞。
・SAORI OHWADA
Saori Ohwadaは福島県いわき市出身。日本デザイナー芸術学院専門学校グラフィックデザイン専攻科卒業後、アパレル、家電メーカー会社勤務を経て、アーティストとしての活動を開始。拠点を東京に移し、2012年樹木の生態と生命力に興味を持ち自身の作品モチーフを樹木に絞る。15年、自身でも植物を育て始めたことをきっかけに珍しい形や美しい配色のサボテンや多肉植物に魅了され、植物をメインモチーフに絞り、現在も描き続けている。その他、壁画制作や年に一度個展を開催。アパレルブランドとコラボレーションを始め、様々な商品パッケージのイラストを担当するなどあらゆるジャンルで活動中。
・MONA SUGATA
MONA SUGATAは2009年に多摩美術大学博士前期課程絵画専攻版画研究領域修了。古代より歴史の中で多く使われたシンボルやテーマを用いて、植物をモチーフとして、命そのものや、生物同士が受け継いできた目には見えない繋がりの深さに着目し探究している。
素材は主に布と陶器を使い表現する。主な活動として2024年「SICF25」 EXHIBITION部門 (スパイラルホール/東京)でグランプリを受賞
・渡部未乃
渡部未乃は2016年に多摩美術⼤学⼤学院絵画専攻油画研究領域修了。 植物や海など色鮮やかな⾃然物をモチーフとし、⾃然と⼈⼯、有機と無機、具象と抽象といった対極な関係性の中間に存在する絵画を描いている。主な個展に、「Wandering」(銀座 蔦屋書店、2023、東京)、「Straight in nature」(日本橋三越本店、2022、東京)、「MINO WATABE Solo exhibition」(東京アメリカンクラブ Frederick Harris Gallery、2024、東京)、グループ展に、「IN THE LOOP」(THE LOOP GALLERY、2022、東京)、「My Journal」(ANA インターコンチネンタルホテル東京、2020、東京)など。「Terrace Art Shonan AWARD」グランプリ(2022)、「第74回全国カレンダー展」経済産業大臣賞(2023)、「第19回アートギャラリーホーム作品募集」グランプリ(2022)、「トーキョーワンダーウォール公募2015」石原慎太郎審査員賞(2015)などを受賞。
■販売について
会場展示作品は、8月15日(木)10:00から店頭とオンラインで販売を行います。
アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」でもご購入いただくことができます。(期間8月15日(木)10:00より9月30日(月)23:59)
※店頭には、販売員がいない場合がございます。その際はオンラインをご利用いただくか、店舗掲示の「作品の購入方法」をご確認ください。
■展示詳細
グループ展「GREEN CONSTANCY」
出展アーティスト|GIRUVI・SAORI OHWADA・MONASUGATA・渡部未乃(五十音順)
会場|六本木 蔦屋書店 2階SHARE LOUNGE内(https://store.tsite.jp/roppongi/)
住所|〒106-0032 東京都港区六本木6-11-1 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り
会期|2024年8月15日(木)~9月8日(日)
時間|8:00~23:00 ※最終日の9月8日は17時迄。※時間は変更になる場合もございます。
入場|展示は無料でご覧いただけます。
※会員制ラウンジでの展示です。ラウンジ内サービス利用をご希望の際は、別途所定のお手続きをお願いいたします。
主催|六本木 蔦屋書店
協力|CCCアートラボ
■レセプション情報
展覧会のスタートを記念して8月15日(木)18時から20時のお時間でオープニングレセプションを開催します。
4人の出展アーティストと作品を囲みながら良いお時間をお過ごしください。
※2F SHARE LOUNGE内アートウォール前にお越しください。
※レセプション会場への入場は無料です。どなたでもご参加いただけます。
※SHARE LOUNGEの通常のサービスをご利用いただく場合は、通常の料金のお支払いをお願いいたします。
■六本木 蔦屋書店 SHARE LOUNGE
「発想が生まれ、シェアする場所」をコンセプトに、オフィスの機能性とラウンジの居心地のよさを併せ持つカフェ&ワークスペース「SHARE LOUNGE」があります。 ワークに集中できる1人席をはじめ、商談やカフェ利用に最適な複数人席や会議室があり、お客様のニーズに合わせて、ご自由にご利用いただけます。また、トークショーなどのイベントを開催するほか、アートウォールにて様々なアーティストの作品もご紹介し、六本木 蔦屋書店に集う多様なお客様にとってのコミュニケーションの起点となることを目指します。
■CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
- 場所 2F SHARE LOUNGE内アートウォール
- 日時 2024年8月15日(木)~9月8日(日)※最終日の9月8日は17時迄。