【展示】植田工·須田日菜子二人展「A Life of Drawing」
フェア・展示
六本木 蔦屋書店 2階 SHARE LOUNGE 2026年03月20日(金) - 04月05日(日)
六本木 蔦屋書店では、2026年3月20日(金・祝)から4月5日(日)まで、アーティスト 植田工と須田日菜子の二人展「A Life of Drawing」を2階 SHARE LOUNGE アートウォールにて開催します。
共に「絵を描く人生」を生きる2人からの作業報告としての新作を披露します。ぜひお楽しみください。
植田工と須田日菜子は、共に東京藝術大学を卒業しています。確かな画力を背景に、それぞれのアプローチで脱力した作風を展開しており、そこはかとなく共通した精神性を感じさせます。画家の本懐の一つが平面上にイリュージョンを生み出すことであるならば、二人はその際(きわ)をなぞることで、存在そのものを、言い換えれば、概念や記号に溢れるこの世界そのものを探求しているのかもしれません。
~植田工さんからのメッセージ~
ある日、ネット上に溢れかえる絵の流れの中にスプレーで一筆描きした絵がパッと目に飛び込んできました。その絵の潔さにビックリしました。須田さんの絵が既視感をくぐり抜けて一撃でその印象を焼き付けてきます。 須田さんの作品と向かい合うとき、生きているうちに慣れてしまった解釈が脱皮させられて、言葉で掴む前の感覚で知覚します。その感覚に見る側が開かれるための仕立てにヒリっとした緊張があります。度し難いこの世の中に対する須田さんの切実な態度なんじゃないだろうかとも思わされるのです。 今現在、AIの進展はルネサンスと産業革命がいっぺんにやってきた感じがします。音楽の語源「ムーシケー」とは芸術の神ミューズの恩寵にあずかる人間の営みということのようですが、アリストテレスの頃から人間の営みの根本はそんなに変わってないのではないかと思えるのです。須田さんの絵に人間にとってのアートの本来の営みがスパイラル状に進行される気がしてなりません。 アートは生命の感覚のやり取りなんだろうと最近とくに思います。この二人展で須田さんと私の絵の会話が生まれたらと願っています。 (植田工)
~須田日菜子さんからのメッセージ~
今回の展示タイトル「A Life of Drawing」を直訳すると「絵を描く人生」です。こう言い切ってしまうとなんだかエモい感じですけども、、同時代に生きる先輩と共に連綿と続く絵画美術史のエネルギーの循環に携われたらいいなと思います。
▼ご来店前に必ず下記ご確認下さい。
会期中一部でイベントが発生するため、2F SHARE LOUNGEの展示が見られない日時がございます。
詳しい日時は下記をご確認下さい。※日時は予告なく変更・追加される場合があります。
・3月23日(月)17:00~22:00
・3月25日(水)08:00~20:00
・3月27日(金)17:00~22:00
・3月28日(土)08:00~15:00
・4月1日(水)08:00~22:00
・4月4日(土)08:00~17:00・4月5日(日)08:00~17:00
【アーティストプロフィール】
植田工(うえだ・たくみ)
東京藝術大学 美術学部絵画科油画専攻 卒業。東京藝術大学大学院 美術学部美術解剖学 修了。株式会社オリエンタルランドを退職後、科学者・茂木健一郎氏に師事しアーティストとしての活動を始める。絵画、イラスト、デザイン、映像、コラムなど様々な表現を展開している。Artcollective”GAZO”メンバー。
1978年 東京都生まれ。
2005年 東京藝術大学 絵画科油画専攻 卒業。
2007年 東京藝術大学大学院 美術解剖学専攻 修了。
<近年の主な展覧会歴>
2020年 個展「フランダースの犬の事など」CAPSULE(東京・三宿)
2021年 個展「Wander」AKIO NAGASAWA GALLERY(東京・青山)
2022年 個展「infantile 」A/D GALLERY(東京・六本木)、個展「On Underlying Images 」調理室池田(神奈川・川崎)
2023年 個展「Punctuation Marks 」FOAM CONTEMPORARY(東京・銀座)、個展「ある風景の中にある風景」ある風景(大分・湯布院)
2024年 個展「Among The Daughters Of The Air」六本松 蔦屋書店(福岡・六本松)、個展「Cultivate_ウラハラに耕されるもの」YOD TOKYO(東京・原宿)
2025年 個展「fixpoint」六本木 蔦屋書店(東京・六本木)、個展「13年ののち-from 学芸大学 to anywhere」RiseGallery(東京・学芸大学)、池上高志監修ディレクション『生命進化の樹』作製(大阪・関西万博 PASONA NATUREVERSE)
<書籍>
『生命のサンドウィッチ理論』(文・池上高志、絵・植田工、講談社、2012年)
『植田工の展覧会のミカタ』(文・絵 植田工、オデッセー出版、2021年)
須田日菜子(すだ・ひなこ)
1998年生まれ
2023年、東京藝術大学 美術学部油画専攻 卒業
身体をモチーフとして、主にスプレーや綿布、廃材など既成の素材を組み合わせながら絵画構成を行う。近年の個展に『からだと構図』(東京・アートかビーフンか白厨、2025年)、『空間のひげ』(東京・TAKU SOMETANI GALLERY、2025年)など。
- 会期 2026年3月20日(金・祝)~4月5日(日)
- 場所 六本木 蔦屋書店 2階 SHARE LOUNGE