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【第3回】音楽コンシェルジュのレコードレコメンド『スティング/ブルータートルの夢』

 
音楽コンシェルジュ・松尾宗能が不定期でお届けするレコードセレクション。
松尾ならではのコメントともに是非お楽しみください!
 
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■スティング/ブルータートルの夢 
現在も精力的に活動を続け、この9月には福岡公演も決定(ソールドアウト))しているスティングのソロ1stアルバム。
 
もともとウェザーリポートスタイルのジャズバンドで活動していたスティング。ポリスもパンクバンドのカテゴリーでデビューしたものの、テクニカルでハードドライヴィングな演奏と、ロックにレゲエやジャズなどを積極的に導入するプログレッシブな音楽性が、パンク的なアティチュードとは別の次元で高く評価されていました。
 
そのスティングがポリスの活動停止後1985年にリリースしたソロアルバムがこちら。
ここぞとばかりに起用した、コンテンポラリージャズの猛者たち、ブランフォード・マルサリス(sax)やオマー・ハキム(dr)、ケニー・カークランド(key)らが強烈なグルーヴを熱く投げかけてきて実にもの凄くロック!
 
ポリスのスチュワート・コープランド(dr)との硬質で鋭利なコンビネーション(仲悪いけど)も痺れますが、オマー・ハキムとの親密なグルーヴもこれまたかっちょいいという、今また改めて聴きなおしたいアルバム。

音楽のコンシェルジュ・松尾宗能
 

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