【六本松の6オシ!】2025年1月 VOL.2 旅担当者のオシ!『私が諸島である』/中村達
当店の各ジャンル担当者が、今一番読んで欲しい本を厳選した『六本松の6オシ!』。
皆様におすすめの1冊をお届けします。
■旅担当者のオシ!
『私が諸島である』
皆様におすすめの1冊をお届けします。
■旅担当者のオシ!
『私が諸島である』
中村達
-カリブ諸国という空白を埋める-
旅をしていると自分のスタンダードが見つかっていく。
狭い日常を出て、自分が住む国や地域とは違う価値観に触れたとき、常識が一つじゃないことを体感する。旅の体験により、それぞれ自分なりの善悪がはっきりしていく。だから旅から戻ると、前より自信をもって自分の意見を言えるようになる。
狭い日常を出て、自分が住む国や地域とは違う価値観に触れたとき、常識が一つじゃないことを体感する。旅の体験により、それぞれ自分なりの善悪がはっきりしていく。だから旅から戻ると、前より自信をもって自分の意見を言えるようになる。
ジャマイカの大学でカリブ諸島の「Literatures」(英語圏の文学・思想たち)について研究した中村達氏の語りは、ヨーロッパ中心思考とは別軸の世界観への旅へと案内してくれる。
これは日々なんとなく欧米の思考を浴びている私たちにとって、とても貴重な体験になる。
書店に行けば、別の世界と偶然の出会いがある。あなたの人生をさらに面白くする異文化を知る一冊。
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これまで世界を3周し133カ国を訪問する「旅する書店員」。
旅の書棚ではジャンルを越えてセレクトし、旅先でおこる出会いの驚きを再現する。
イベント、フェア企画、観光プロモーション、メディア出演など、業務は多岐にわたる。
旅の書棚ではジャンルを越えてセレクトし、旅先でおこる出会いの驚きを再現する。
イベント、フェア企画、観光プロモーション、メディア出演など、業務は多岐にわたる。
【旅担当/森】