【六本松の6オシ!】2025年4月 VOL.2 旅担当者のオシ!『おでかけアンソロジー ひとり旅』/だいわ文庫
当店の各ジャンル担当者が、今一番読んで欲しい本を厳選した『六本松の6オシ!』。
皆様におすすめの1冊をお届けします。
■旅担当者のオシ!
皆様におすすめの1冊をお届けします。
■旅担当者のオシ!
『おでかけアンソロジー ひとり旅』
だいわ文庫
-旅が作家にもたらすもの-
柳田國男から中島らもまで、と言えばこのアンソロジーの雰囲気が掴めるだろうか。あるいは小川糸から高野秀行までとした方が想像がつきやすいかもしれない。
柳田國男から中島らもまで、と言えばこのアンソロジーの雰囲気が掴めるだろうか。あるいは小川糸から高野秀行までとした方が想像がつきやすいかもしれない。
角田光代から村上春樹まで、となるとまずハズレはないと思ってもらえるかもしれない。
旅にまつわるシリーズで有名なだいわ文庫の新刊は、著名作家たちの旅にまつわるショートエッセイ集だ。
作家たちが旅に出るのは、あたらしいモノの見方を手に入れたいからだと思う。そしてこの本で、私たちは41人分の旅とモノの見方に出会うことになる。
次にあなたが旅に出る時は、小さなノートを鞄に入れよう。そして旅先であなたが見たものを書き留めれば、42個目の旅のエッセイの出来上がりである。
旅の文章の教科書にもなる一冊。お勧めです。
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これまで世界を3周し133カ国を訪問する「旅する書店員」。
旅の書棚ではジャンルを越えてセレクトし、旅先でおこる出会いの驚きを再現する。
イベント、フェア企画、観光プロモーション、メディア出演など、業務は多岐にわたる。
旅の書棚ではジャンルを越えてセレクトし、旅先でおこる出会いの驚きを再現する。
イベント、フェア企画、観光プロモーション、メディア出演など、業務は多岐にわたる。
【旅担当/森】