【六本松の6オシ!】2025年9月 VOL.2 旅担当者のオシ!『NEUTRAL COLORS ISSUE6 STAY』
当店の各ジャンル担当者が、今一番読んで欲しい本を厳選した『六本松の6オシ!』。
皆様におすすめの1冊をお届けします。
■旅担当者のオシ!
『NEUTRAL COLORS ISSUE6 STAY』
ー能動的滞在が生むストーリー-
旅の本質は移動することです。そこに大きな価値があります。
では旅の先で動かないと何が起こるでしょう。
では旅の先で動かないと何が起こるでしょう。
自分たちの興味をつきつめて、本づくりに走り続けてきた独立系雑誌『NEUTRAL COLORS』が選んだ最新号のテーマはなんと「滞在」。
きっかけは編集部が一ケ所に滞在して本づくりをしていた時に得た没入感が心に強く残ったからだとか。そこから「滞在」をめぐる旅がはじまります。
ベトナムで、商業的ではなく誰もが自由に集まれる読書空間を運営する人、病気によりイギリスの田舎に移り死を見つめながら庭仕事をする俳優、レジデンスに留まり創作をするアーティスト、VR空間への長時間ダイブ。彼らの行為は、ひとつの場所に留まりながらも、それ自体が能動的な意思あるアクションでもあります。
きっかけは編集部が一ケ所に滞在して本づくりをしていた時に得た没入感が心に強く残ったからだとか。そこから「滞在」をめぐる旅がはじまります。
ベトナムで、商業的ではなく誰もが自由に集まれる読書空間を運営する人、病気によりイギリスの田舎に移り死を見つめながら庭仕事をする俳優、レジデンスに留まり創作をするアーティスト、VR空間への長時間ダイブ。彼らの行為は、ひとつの場所に留まりながらも、それ自体が能動的な意思あるアクションでもあります。
旅ばかりしている私にとって大きな気づきだったのが、動かないからこそ集まれる、という考え方です。自分は動かず集まってくる場をつくる。人を受け入れていると、そこから新しい物語が生まれていくのです。動いてこそ発見があると信じていた私にとってけっこう衝撃的でした。
今号もいつものように世界中から語り手が登場する「NEUTRAL COLOR」。能動的滞在のもつ様々な力を体感してください。
今号もいつものように世界中から語り手が登場する「NEUTRAL COLOR」。能動的滞在のもつ様々な力を体感してください。
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これまで世界を3周し133カ国を訪問する「旅する書店員」。
旅の書棚ではジャンルを越えてセレクトし、旅先でおこる出会いの驚きを再現する。
イベント、フェア企画、観光プロモーション、メディア出演など、業務は多岐にわたる。
旅の書棚ではジャンルを越えてセレクトし、旅先でおこる出会いの驚きを再現する。
イベント、フェア企画、観光プロモーション、メディア出演など、業務は多岐にわたる。
【旅担当/森】