【六本松の6オシ！】2025年9月 VOL.6 文学担当者のオシ！『魔法律学校の麗人執事』／新川帆立

当店の各ジャンル担当者が、今一番読んで欲しい本を厳選した『六本松の6オシ！』。
皆様におすすめの1冊をお届けします。

■文学担当者のオシ！

『魔法律学校の麗人執事』

新川帆立

－この作品、こんな見た目ですがスゴイんです！物は試しにお読みください。面白いこと請け合います。－

魔法が存在する世界の物語。一般の15歳の中で一番優秀だけど、魔力０の主人公野々宮椿は、魔法五摂家と呼ばれる中の一つ強直な魔力を持つ城ケ崎マリスの執事として魔法律学校へ入学する契約を結ぶ。男子として。
これで一波乱ないなんてことありえない！

魔法と法律の組み合わせが斬新で、そこに友情、恋愛、ライバルとの対決、学園の秘密、椿の出自の謎等、物語の面白さを“全部盛り”したエンタメ小説の極み。珠玉のファンタジー作品に仕上がっています。

読めば続きが気になって仕方がないですが、ご安心を。続編の刊行は既に決まっています。
さぁ一緒に沼りましょう！
素晴らしき魔法律の世界へようこそ。

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書店に勤めて幾星霜。
日々、入荷する本の荒波に揉まれながら、より良き売り場を目指して粉骨砕身奮闘中。
好きな作家は開高健、町田康、向田邦子、小川洋子等々。
読みたい本が多すぎて、積読本が山脈となりつつある今日この頃。

【文学担当／峯】