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【コンシェルジュ偏集部】夜に開く漫画の扉

 
蔦屋書店には企画の中枢を担うそれぞれのジャンルのプロフェッショナルが存在します。
その専門分野においての豊富な経験や知性・感性を備えた熱狂人です。
六本松 蔦屋書店のコンシェルジュによる偏愛を表現した企画をお楽しみください。
 
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私の心を惹きつけるもの、それは「夜」に読む「漫画」です。
誰にも気兼ねなく、自分の感情に素直になれる時間。一日の終わりには寂しさも漂うけれど、寝る時間に追われながらも、漫画の世界に浸れば、きっといい夢が見られそうな気がするのです。
オバケや宇宙人、妖怪に会えたらと想像してみたり、美味しいご飯を思い浮かべてみたり。
懐かしいあの頃の漫画も、新しく出会う本も。
夢に続くような漫画の世界を、どうぞお楽しみください。
 
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アートと聞くと敷居が高いと感じるかもしれません。でも、美術館で絵を眺めたり、スマホで写真を撮ったり、マンガを読んだりすること、それもすべてアートに触れる体験です。興味を持つものは人それぞれ。自分の心に何かが響いたなら、すでにアートは身近に触れていると思います。
 
小さいころから漫画が大好きでした。
書店でバイトをはじめたのもある漫画に出てくる主人公が最初に勤めていたのが本屋だったからです。
ファッション誌で連載していた漫画を読んで服を自分で作ったり、実際に舞台となった地へ旅をしたり。
漫画のある人生だと思います。
 
漫画には、絵と言葉が織りなす独特の世界があります。
コマ割りが生み出すリズム、キャラクターの表情、吹き出しの中の言葉。一枚の絵画とも、文章だけの小説とも違う、漫画らしい表現がとても好きです。
スキマ時間にさくっと読めるのも漫画のいいところですが、ゆっくりと本を楽しんでいただけたらと思います。
 

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