【六本松の6オシ!】2026年4月 VOL.6 文学担当者のオシ!『輝ける闇』/開高健
当店の各ジャンル担当者が、今一番読んで欲しい本を厳選した『六本松の6オシ!』。
皆様におすすめの1冊をお届けします。
■文学担当者のオシ!
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■文学担当者のオシ!
『輝ける闇』
開高健
-著者が命を賭して描いた「戦争」。遠い過去の記憶になりつつある今こそ読みたい戦争ものの白眉。-
朝日新聞社臨時特派員としてベトナム戦争に従軍した経験をもつ開高健。
3年の歳月をかけて凄惨な戦場での体験をこの作品に昇華させました。
この作品は、戦争を描いていますが、直截的に描いてはいません。
テントで兵士が娯楽に興じている姿や街で飲酒する場面、そして美しい夕暮れの描写。ここは本当に戦場なのか。まさしく戦場なのです。
明日もまたこの美しい夕焼けを見れる保証はないのです。
3年の歳月をかけて凄惨な戦場での体験をこの作品に昇華させました。
この作品は、戦争を描いていますが、直截的に描いてはいません。
テントで兵士が娯楽に興じている姿や街で飲酒する場面、そして美しい夕暮れの描写。ここは本当に戦場なのか。まさしく戦場なのです。
明日もまたこの美しい夕焼けを見れる保証はないのです。
何があっても変わらない地球の営みが描かれているからこそ、その対比として戦場の悲惨さが際立ってくる。この作品の素晴らしさはそこにあるのだと思います。
開高健が命を賭して書き上げた唯一無二の傑作です。
開高健が命を賭して書き上げた唯一無二の傑作です。
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書店に勤めて幾星霜。
日々、入荷する本の荒波に揉まれながら、より良き売り場を目指して粉骨砕身奮闘中。
好きな作家は開高健、町田康、向田邦子、小川洋子等々。
読みたい本が多すぎて、積読本が山脈となりつつある今日この頃。
日々、入荷する本の荒波に揉まれながら、より良き売り場を目指して粉骨砕身奮闘中。
好きな作家は開高健、町田康、向田邦子、小川洋子等々。
読みたい本が多すぎて、積読本が山脈となりつつある今日この頃。
【文学担当/峯】